スパム・迷惑メールの手口・方法 - メールアドレスの収集方法
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スパム・迷惑メールの手口・方法、メールアドレスの収集方法。
スパム・迷惑メールの手口・方法 - メールアドレスの収集方法
- メールアドレスの収集方法
- Botプログラム
個人や会社のホームページなどを人手または自動プログラム(Bot、ボット)で巡回し、メールアドレスを収集します。
Botプログラムは、ページからメールアドレスに一致するテキストを抜き出して収集します。
業者がBotを使って収集する方法や、第3者にBotを感染させて収集させる方法があります。
そのため、ホームページではテキストでメールアドレスを公開せず、メールアドレスを書いた画像を掲載している人もいます。
また@マークを全角にしたり、別の記号で書いて注意書きで@マークに変えて送信して下さいというサイトもあります。
Botについては、Botプログラムを参照。
- 辞書攻撃
ヤフーメール(Yahoo! Mail)、ホットメール(MSN Hotmail)などのフリーメールや大手プロバイダのドメイン名と、
任意の文字列を適当に組み合わせて、メールを無差別に送信します。
辞書攻撃と呼ばれる方法です。
任意の文字列@yahoo.co.jpや、任意の文字列@hotmail.co.jpなど。
メールアドレスが存在するかしないかは関係なく、とにかく適当にメールを送ります。
メールから返答があった場合は、使われているメールアドレスとして、他の業者などにアドレスが売られる可能性があります。
また、メールに返事をしなくても、HTMLメールの画像
を使った手法でアドレスを収集する場合もあります。
- IDからの推測
フリーメールの場合は、ポータルサイトで公開されているIDから推測して送られてくる場合もあります。
- メールアドレスの売買
悪質なサイトは、サイトでメールアドレスを登録させ、そのアドレスを他の業者に売る場合もあります。
いろんな業者にメールアドレスが渡ると、どんどん迷惑メールが増えていきます。
- ウイルス感染による流出
ウイルス(Botプログラムなど)に感染することにより、メールアドレスが流出する場合があります。
自分のパソコンがウイルスに感染した場合、第3者に自分のメールアドレスが知られるだけでなく、
他人のメールアドレスをも盗まれる可能性があります。
逆に、他人がウイルスに感染して、自分のメールアドレスが盗まれることもあります。
感染者がメールを使用中にアドレスを盗んだり、
ホームページ閲覧中にパソコンの裏で動作しているウイルス(スパイウェアと呼ばれる)がページ上のメールアドレスを収集したりします。
- 迷惑メールの手口、内容(パターン)
これらのメールには騙されないように、迷惑メール対処方法を参考にして下さい。
特に、あたかも自分宛に送ってきたような内容のメールは、すべて定型文で、適当に送信しているだけです。
- アダルト系、出会い系サイトへの勧誘。
- 「掲示板やチャットなどで、プロフィールを見て送ってみました」という内容のメール。
- 「私にメールが送られてきたんですけど・・・」という内容のメール。
- 「当選しました」「あなたが選ばれました」という内容のメール。
- 「登録内容のご確認」「サイトのポイントの確認」関係のメール。
- サイドビジネス、内職、儲け話関係の勧誘メール。
- 本来は高額な商品を、格安で提供するという内容のメール。
- 「振込口座が以下のように変わりました」という内容メール。
- 「振込が滞納されています」「至急振り込んで下さい」という内容のメール(振り込め詐欺)。
- 有名な企業を装い、メールアドレスを偽装し、突然メールがきて、個人情報を聞き出すメール。
送信者の偽装方法を参照。