AMD A10-5800K(Trinity)、GIGABYTE GA-F2A75M-D3H - 自作PC、消費電力
更新:2012-10-10
AMD A10-5800K(Trinity)、GIGABYTE GA-F2A75M-D3H による自作PC。 組み立て、消費電力測定など。
AMD A10-5800K
2012年10月4日、先日発売されたばかりのAMDの新APU A10-5800Kを買った。
A8-3870Kなど今までのAシリーズ(Llano)のソケットはFM1だったが、TrinityではFM2になっている。
先月Intel HD 4000搭載のCore i3-3225を買ったばかりだが、Radeon HD 7660Dの性能が気になり買ってしまった。
今回購入したパーツは、CPU、マザーボード、メモリの3つで、他は余っているパーツを流用。
使用したパーツ
パーツ
スペック
CPU
AMD A10-5800K : 4.2/3.8GHz、4コア、L2:4MB、TDP100W、DDR3 1866MHz対応
GPU : Radeon HD 7660D、GPUクロック800MHz、SP数384
メモリ
G.SKILL RipjawsX F3-14900CL9D-8GBXL(DDR3 PC3-14900 4GB 2枚組) : DDR3-1866(PC3-14900) 合計8GB
マザーボード
GIGABYTE GA-F2A75M-D3H : MicroATX、FM2、DDR3、SATA6.0G
ビデオカード
なし(CPUの内蔵GPU使用)
SSD
Crucial M4 CT128M4SSD2 : SATA 6Gbps、128GB
DVDドライブ
バッファロー DVSM-724S/V-BK : SATA/DVD-R,DVD-RW,DVD-R DL,DVD+R,DVD+RW,DVD+R DL,DVD-RAM 対応
電源
サイズ 剛力2プラグイン GOURIKI2-P-600A
ケース
サイズ GUNTER-BK
OS
Windows 7 Home Premium 64bit(SP1)
写真で見るAMD A10-5800K
マザーボード GIGABYTE GA-F2A75M-D3HのソケットFM2。
レバーはあまり力を入れなくてもよく、APUを取り付けやすかった。
マザーボードにAPUクーラー、メモリを取り付ける。
MicroATXのマザーボードだが、このケースだと横方向はやや窮屈。
APU周りの様子。
クーラーのレバーも固くなく、取り付けやすかった。
全てのパーツを取り付け、配線完了。
このAPUクーラーのファン(約65mm)は、私が持っているIntel Core i3-3225やCore i5-3450のファン(約80mm)より径が小さくうるさそうに見えたが、アイドル時・低負荷時の音は割りと静か。
アイドル時・低負荷時ならIntel Core i3-3225やCore i5-3450のファンより静かかもしれない。
負荷がかかり発熱するとややうるさくなる。
消費電力
PC本体(システム全体)のアイドル時の消費電力は29Wだった。
また、Windowsシャットダウン後に3Wほど消費電力があり、0Wにならなかった。
同じ電源ユニットでも他の構成では0Wになるので、電源ユニットのせいではない。
Core i3-3225
ではメモリとマザーボードは異なるがアイドル時25Wだったので、それより少し消費電力が大きい。
それでも十分消費電力は小さい。
かなり構成は異なるが、
Core i5-3450
ではアイドル時39Wだった。
PC本体の消費電力(アイドル時)
29W
室温
25℃
消費電力測定機器
ワットチェッカーTAP-TST5(サンワサプライ)
起動時間(電源ONからデスクトップ表示まで)
約20秒
終了時間(シャットダウン選択からPC終了まで)
約6秒
CPU-Zの画面。
メモリはデフォルトではDDR3-1600の1600MHzで動作していたので、BIOSで設定を変更した。
GIGABYTE GA-F2A75M-D3Hでは、M.I.T.タブの「Advanced Memory Setting」→「AMD Memory Profile(A.M.P.)」をProfile1に変更。
ベンチマークテスト
ベンチマークテストについては
AMD A10-5800K(Trinity)、Radeon HD 7660Dベンチマーク
をご覧ください。