パソコンの液晶モニタ(ディスプレイ)の消費電力と電気代、画面の輝度(明るさ)

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パソコン用液晶モニタ(ディスプレイ)にて画面の輝度(明るさ)を変えて消費電力を測定した。

液晶モニタの消費電力

液晶モニタは、画面の輝度(明るさ)を変えると、画面を照らしているバックライトの明るさが変わり、消費電力が変わる。
エコ設定、エコモードなどがあるモニタは、明るさを調整して消費電力を小さくしている。

画面の明るさと消費電力

自宅にある液晶モニタの消費電力をワットチェッカー TAP-TST5(サンワサプライ)で測定した。
iiyama ProLite X2377HDS-B 23インチ液晶(IPSパネル・LEDバックライト)の消費電力は以下のようになった。

iiyama ProLite X2377HDS-B
輝度
(明るさ)
消費電力(W)
100 34
90 32
80 30
70 28
60 26
50 25
40 23
30 21
20 19
10 17
0 15

また、LG FLATRON W2340VG-PN 23インチ液晶(蛍光管タイプ)は以下のようになった。
LEDバックライトの液晶より若干消費電力は大きいが、それほど差はない。

LG FLATRON W2340VG-PN
輝度
(明るさ)
消費電力(W)
100 45
90 42
80 39
70 36
60 33
50 30
40 28
30 25
20 23
10 20
0 18

輝度を高くすると画面が明るくなり、消費電力が大きくなる。
基本的に画面のサイズが大きいほどバックライトが大きくなったり、より明るさが必要となり、その分消費電力は大きくなる。
消費電力を抑えたい場合は、輝度を抑えれば良い。
画面を暗くすると最初はかなり暗く感じるが、しばらくすると慣れてくる。

電気代

電気代は1kWhあたり22円として計算すると、消費電力10Wは1時間で0.22円、消費電力20Wは1時間で0.44円。
つまり、輝度を変えて10W、20Wの差がある場合、1時間でそのくらい電気代の差が生まれる。
わずかな差だが、長時間使ったり、オフィスなどで何台も使う場合は大きな差になってくる。



様々な液晶モニタの消費電力

うちにある、またはうちにあった液晶モニタを以下に記す。


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