タミヤ純正のオプションパーツ「デュアルブロックタイヤK」と各種ホイールをプラズマエッジII(TT-02B)やネオマイティフロッグ(DT-03)などのRCカーに取り付けてカスタマイズした際の使用感についてレビューする。
パーツ名に「4駆」や「2駆」と明記されていないものは、どちらにも使えるようである。
パーツ名 | オプションNo. | ITEM No. | 生産国 | 定価(税別) |
---|---|---|---|---|
4駆前輪デュアルブロックタイヤK(62/25) | OP.1185 | 54185 | タイ | 800円 |
後輪デュアルブロックタイヤK(62/35) | OP.1186 | 54186 | タイ | 900円 |
4駆前輪ラージディッシュホイール(62/25) | OP.880 | 53880 | 日本 | 550円 |
後輪ラージディッシュホイール(62/35) | OP.881 | 53881 | 日本 | 550円 |
2駆オフロードディッシュホイール黒・前輪(60/19) | OP.1338 | 54338 | フィリピン | 500円 |
オフロードディッシュホイール黒・後輪(60/29) | OP.1339 | 54339 | フィリピン | 560円 |
仕様は記事執筆時点の情報であり、変更になる可能性もある。
2016年6月21日、RCアドバイザーチャンプで プラズマエッジII(TT-02B) 用にデュアルブロックタイヤKとラージディッシュホイールを購入した。 RC専門店なので定価より少しお買い得。
本パーツは2014年にDT-03用に購入したことがあり、今回が2度目の購入となる。
デュアルブロックタイヤKは、TT-02Bのキットに付属しているスクエアスパイクタイヤより少しサイズが大きい。 ラージディッシュホイールも同じくキット付属のスターディッシュホイールより少し大きい。 これらのパーツ名に記されている(62/25)や(62/35)はサイズを表し、一応この2種類の組み合わせが最もフィットするようである。
ホイールにはめた後のタイヤの横幅は、実測で前輪が約33mm、後輪が約43mmだった。 なお、インナースポンジはカットせず全部入れた。
見た目は悪くないが、TT-02Bのようなオフロードカーはやはりキット標準のスパイクタイヤの方がカッコイイ。
デュアルブロックタイヤKは、個人的にはそれほどグリップ力を感じられないが、アスファルトなど比較的グリップしやすい路面には適しているかもしれない。 また、接地面が多いので、アスファルトなど平らな路面では走らせやすい印象。
ただ、公園の砂地など滑りやすい路面ではスパイクタイヤの方が適している。
2014年7月頃、アマゾンで ネオマイティフロッグ(DT-03) 用にデュアルブロックタイヤKとオフロードディッシュホイール黒を購入した。
フロントはタイヤが4駆用で、ホイールが2駆用となっており、若干幅が異なるが、なんとかはめ込むことができる。 一応これらのパーツは、タミヤのDT-03パーツカタログにも載っているので、実際に組み合わせてみた。
デュアルブロックタイヤKのパッケージは前述のTT-02Bのものと同じなので省略。
オフロードディッシュホイールは、側面に穴がなく平らな形状。 色は黒のほか、グレーもある。
タイヤの幅はホイールと比べると結構広く、本当に上手くはまるのかやや不安になる。
次に前輪の大きさの比較。 写真一番右側はキット付属のワイドグルーブドタイヤ。 5mm程度直径の大きさが異なる。
タイヤの幅は、ホイールにはめ込むとだいぶスリムになるが、やや無理矢理感がある。 結構パンパンになるので、インナースポンジをカットするなど、量を調整した方が良いかもしれない。
次に後輪の大きさの比較。 写真一番右側はキット付属のスクエアスパイクタイヤ。 後輪も5mm程度直径の大きさが異なる。
前輪と同様、後輪の幅もホイールにフィットして元の状態よりスリムになる。
ネオマイティフロッグ(DT-03)に取り付けると、前輪が大きくなったため4WDのような見た目になる。 これはこれでありだろうか。
キット付属のワイドグルーブドタイヤはエッジでコーナーを曲がる感覚だが、デュアルブロックタイヤKはトレッド面でグリップして曲がる印象。 アスファルト路面だとグリップしているのが分かりやすい。 TT-02Bのところで記したとおり、アスファルトなどフラットな路面向きで、砂地など滑りやすい路面ではキット付属のタイヤの方が走らせやすい。
デュアルブロックタイヤKやラージディッシュホイールは、復刻・再販版および当時物のビッグウィッグにも履かせることができる。 もちろん、同系統のホットショットやブーメランにも履かせられる。 ただし、タミヤから発売されているクランプ式アルミホイールハブ(6mm厚)(OP.569)またはピンタイプ6角ハブセット(OP.56)などが必要となる。 クランプ式は脱落しにくいのがメリットだが、六角レンチでの着脱がやや面倒。 一方、ピンタイプ式は着脱が楽、且つ安価なので、個人的にはこちらの方が気に入っている。
マイティフロッグ、ホーネット、グラスホッパーなどの2WDバギーにもオフロードディッシュホイールが取り付け可能。 当然、再販版と当時物どちらもOK。 ただし、タミヤの専用オプションパーツ「アルミホイールアダプター(OP.913)」が必要となる。 タイヤが大きいので、見た目がかなりゴツくなる。 昔のRCカーにはやや不釣り合いかもしれない。