Intel Celeron G1610(Ivy Bridge)、MSI B75MA-E33 - 自作PC、消費電力
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Intel Celeron G1610(Ivy Bridge)、MSI B75MA-E33、Windows 8(64bit) による自作PC。
組み立て、消費電力測定など。
Intel Celeron G1610
2013年1月、Ivy BridgeのCeleron G1610が発売された。
3,980円という安さに釣られて買ってしまった。
また、Intel HD GraphicsがHD Graphics 2500や4000とどのくらい違うのか興味があった。
今回購入したパーツはCPUのみで、Core i3-3225が載っているマシンにCeleron G1610を載せ換えた。
また、Celeron G1610のメモリはDDR3-1333まで対応だが、DDR3-1600のメモリをそのまま使った。
使用したパーツ
パーツ |
スペック |
CPU |
Intel Celeron G1610 : 2.6GHz、2コア2スレッド、L3:2MB、TDP55W
GPU : Intel HD Graphics
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メモリ |
CFD W3U1600HQ-4G [DDR3 PC3-12800 4GB 2枚組] : DDR3-1600(PC3-12800) 合計8GB
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マザーボード |
MSI B75MA-E33 : MicroATX、LGA1155、DDR3、SATA6.0G
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ビデオカード |
なし(CPUの内蔵GPU使用)
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SSD |
Crucial M4 CT128M4SSD2 : SATA 6Gbps、128GB
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DVDドライブ |
バッファロー DVSM-724S/V-BK : SATA/DVD-R,DVD-RW,DVD-R DL,DVD+R,DVD+RW,DVD+R DL,DVD-RAM 対応
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電源 |
サイズ 剛力2プラグイン GOURIKI2-P-600A
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ケース |
サイズ GUNTER-BK
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OS |
Windows 8 Pro 64bit
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マザーボード MSI B75MA-E33 の BIOSアップデート
メーカーのサイト
http://jp.msi.com/product/mb/B75MA-E33.html
にあるCPU対応表を見ると、Celeron G1610はBIOSバージョン1.1で対応している。
私は購入時のBIOSのままでバージョン1.0だったので、まずBIOSのアップデートを行った。
最新版は1.2だったので、上記サイトからバージョン1.2をダウンロード。
アップデートの手順は、
http://jp.msi.com/service/biosupdate/
に書いてあり、DOSモードを使う方法とM-Flashがある。
M-Flashの方が楽なので、この方法でアップデートした。
手順は以下の通り。
- ダウンロードしたファイルをUSBメモリにコピーする。
※フォルダで階層を作らず、ファイルだけをすべてコピーする。
- USBメモリをPCに挿し、PCを起動し、BIOSを表示。
- BIOSの画面で「UTILITES」→「M-Flash」→「Update BIOS」→「Select one file to update BIOS」と進む。
- USBメモリを選択するウィンドウが出るので、選択してBIOSのアップデートを行う。
ファイルを読み込めればBIOSをアップデートできる。
写真で見る組み立て
マザーボード MSI B75MA-E33 に Celeron G1610 を装着。
CPUクーラーを取り付ける。
CPUとCPUクーラーの交換だけなのですぐに作業が終わった。
消費電力、起動・終了時間
PC本体(システム全体)のアイドル時の消費電力は24Wだった。
GUNTER-BKはケースファンが2個付いているが、これらを止めると22Wになった。
Core i3-3225
は、CPU以外同じ構成で消費電力が25Wだったので、アイドル時はほぼ同じ消費電力。
PC本体の消費電力(アイドル時) |
24W |
室温 |
13℃ |
消費電力測定機器 |
ワットチェッカーTAP-TST5(サンワサプライ) |
起動時間(電源ONからロック画面表示まで) |
約10秒 |
終了時間(シャットダウン選択からPC終了まで) |
約4秒 |
現在、CPU-Zでは、NameはIntel Pentium G2100Tと表示される。
Specificationの方は正しく表示されている。
HWMonitorもCPU-Zと同様、Intel Pentium G2100Tと表示される。
室温13℃のアイドル時、CPUコア温度は15~20℃くらい。
ベンチマークテスト
Windows エクスペリエンス インデックス、スーパーπ、CINEBENCH、FF14、FF11、MHF、バイオハザード5、PSO2などを動かしてみた。
詳しくは
Intel Celeron G1610(Ivy Bridge)、Intel HD Graphics ベンチマーク
をご覧ください。