DELL Vostro 200 スリムタワー(Core 2 Duo E4500) - ベンチマーク、消費電力
更新:2014-03-19
DELL のスリムタワーデスクトップPC、Vostro 200 のレビュー、スペック、ベンチマークテスト、消費電力、外観写真など。
DELL Vostro 200 スリムタワー
2008年2月12日、DELL Vostro 200 を92,790円(配送料5,000円と税込み)で購入。
父が使うために購入した。
DELL で注文するのは
DELL DIMENSION 2400(Intel Celeron 2.6GHz)
以来となる。
HDD換装を経て、2014年3月現在以下のようなスペックになっている。
パーツ
スペック
CPU
Intel Core 2 Duo E4500 【2.20GHz、2コア、LGA775】
メモリ
Hynix HYMP564U64CP8-Y5 1GB 【DDR2-667(PC2-5300)512MB×2】
マザーボード
DELL 0RK936 【Intel G33 チップセット、BIOS 1.0.16】
グラフィックス
オンボード Intel GMA 3100 【VRAM 128MB】 ビデオカード ATI Radeon X1300 Pro 【VRAM 256MB、DMS-59端子】
GPUドライバ
Intel 14.37.4.5218(6.14.10.5218) Catalyst 10.2
HDD
Western Digital WD5000AAKX 500GB 【SATA 6Gb/s】
DVDドライブ
HL-DT-ST DVDRAM GSA-H62N
OS
Microsoft Windows XP Home Edition SP3
モニタ
DELL E178FP 【17型スクエア液晶(1280×1024)】
少しグラフィックスの性能を上げようと思い、オプションで ATI Radeon X1300 Pro を付けた。
そのため値段が若干高いが、10万円以内に収まった。
HDD はもともと Western Digital WD800JD-75MSA3 80GB が付いていたが、調子が悪かったので
Western Digital WD5000AAKX 500GB
に換装した。
BIOS と グラフィックスドライバは、最新(最終)と思われるバージョンにアップデートした。
見た目は結構気に入っており、スリムなので省スペースなところもよい。
欠点は起動時数秒ファンが勢いよく回転してうるさいこと。
アイドル時、ウェブサイト閲覧時、ワードなどの事務作業時は、それほどうるさくない。
ただ、YouTubeで動画を再生するなど、少し負荷がかかるとファンがうるさくなる。
CPUの温度や負荷に対して、そこまで回転する必要はないと思うが、なぜか無駄に回転している気がする。
また、ファンの最大回転数が少し高いようで、Hwmonitorによると3000RPMを超える。
ケースは自作用のケースとして使えそうで、マザーボードは MicroATX、電源ユニットは TFX 規格のものが使えそうだ。
メモリ、CPU、GPU などを補強すれば、
Windows 8.1をインストール
して使える。
【外観】
キーボードとマウスはUSB接続。
キーボードは L100 という型番で、見た目は同じく DELL の SK-8115 と似ているが、L100 は Winキー に少し凹みがあり SK-8115 と異なる。
マウスは MOC5UO という型番で光学式。
スピーカーは A225 という型番で、電源はUSBで供給。
【マニュアル、リカバリーCD】
マニュアルは黒色で高級感がある。
OS再インストール用CDとドライバインストール用DVD付属。
CDケースは自前のもの。
【右側面】
両側面は光沢のある黒色。
右側面はゴム足があり横向きに置ける。
【左側面】
【前面】
前面 I/O は USB×2、ヘッドホン、マイク。
【背面】
Radeon X1300 Pro の出力は DVI に似た DMS-59 になっており、付属の二股のケーブルで D-Sub へとつながる。
【ケース内部】
背面にあるネジを2個外すとサイドパネルを外せる。
【ストッパーとプレート】
さらに背面にあるストッパーを外してプレートを外す。
【3.5インチベイ】
内部3.5インチベイは2個ある。
水色のレバー(ストッパー)を押し、HDDを少し横にスライドさせた後、上へ持ち上げるとHDDを取り外せる。
HDDには4本のネジが付いており、ベイの溝にはまるようになっている。
【CPU周り】
CPUクーラーは4本のネジで固定されており、ネジを外すとCPUクーラーを外せる。
CPU は LGA775 のソケットで、固定レバーを解除すれば CPU を外せる。
試しに Core 2 Duo E8400 や Xeon E3110 を載せたところ動作した。
メモリスロットは4つあり、現在2スロット使用中。
消費電力、起動・終了時間
PC本体(システム全体)のアイドル時の消費電力は Radeon X1300 Pro 装着時59Wだった。
Radeon X1300 Pro を外し、オンボードグラフィックス GMA 3100 を使用したときは45Wとなった。
Windows シャットダウン後の消費電力は0Wにはならず3Wだった。
YouTube のフルHD動画再生時(1280×1024 全画面表示)、Radeon X1300 Pro 使用時90W、GMA 3100 使用時73W。
この世代のPCとしては標準的な消費電力であるが、2014年現在の最新PCと比べると同等以上のスペックで25W前後なので、2倍くらい消費電力が大きい。
モニタ DELL E178FP(17型スクエア液晶 1280×1024)の消費電力は、輝度最大時33W、輝度最小時21W。
PCの起動時間は約41秒でやや遅めか。
PC本体の消費電力(アイドル時)
Radeon X1300 Pro 使用時 59W GMA 3100 使用時 45W
室温
20℃
消費電力測定機器
ワットチェッカーTAP-TST5(サンワサプライ)
起動時間(電源ONからデスクトップ表示まで)
約41秒
終了時間(シャットダウン選択からPC終了まで)
約14秒
スーパーπ
スーパーπ
を実行したところ、52万桁は11秒、104万桁は26秒、209万桁は1分2秒だった。
CrystalMark2004R3
オンボードグラフィックスGMA 3100(VRAM 128MB)使用時とビデオカード ATI Radeon X1300 Pro(VRAM 256MB)使用時それぞれ CrystalMark2004R3 で計測した。
Radeon X1300 Pro では、グラフィックス関連のスコアが少し良くなる。
【オンボードグラフィックス GMA 3100(VRAM 128MB)】
【ビデオカード ATI Radeon X1300 Pro(VRAM 256MB)】
以下、各種ベンチマークテストの消費電力はPC本体(システム全体)のもの。
消費電力は負荷のかかり具合で変動するため、目視により最小値と最大値を記録した。
ローディング中の消費電力は記録しない。
CPUは定格で使用。
3DMark06 Basic Edition (Build 1.2.0)
Resolution 1280x1024 フルスクリーンでテスト。
GMA 3100 では HDR/SM3.0 のテストを実行できずベンチの途中で終了。
項目
GMA 3100
Radeon X1300 Pro
Score
C0
1423
SM2.0 Score
94
489
HDR/SM3.0 Score
0.0
524
CPU Score
1827
1907
ベンチ中の消費電力
69~77 W
88~97 W
FF11(ファイナルファンタジーXI Vana'diel Bench 3)
この世代のオンボードグラフィックスは非力だからあまり動かないだろうと思っていたら、意外と動いて驚いた。
設定
GMA 3100
Radeon X1300 Pro
Resolution Hight
スコア:3081 ベンチ中の消費電力:67~70 W
スコア:4734 ベンチ中の消費電力:83~88 W