HGST HDS5C3020ALA632 2TB、HDDベンチマークテスト
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BUFFALO 外付けHDD 2.0TB HD-CL2.0TU2/N(HD-CLU2/Nシリーズ)の分解、日立(HGST)HDS5C3020ALA632 2TB SATA/600(SATA 6Gb/s)の外観、HDDベンチマークテスト(読み出し・書き込み性能、速度計測)。
HGST HDS5C3020ALA632 2TB
2012年2月に購入した
バッファローの外付けHDD 2.0TB(HD-CL2.0TU2/N)
を処分しようと思い分解した。
中身のHDDは日立(HGST)のHDS5C3020ALA632で、転送モードはSATA/600(SATA 6Gb/s)だった。
購入時にSATA 6Gb/sなのを確認していたが、それを忘れてしまい、SATA 3Gb/sだと思い込んでいた。
というわけで捨てるのを止めた。
SATA 6Gb/sならまだ使える。
【バッファローの外付けHDD 2.0TB(HD-CL2.0TU2/N)の分解】
底面の爪から外していくと分解できる。
1箇所失敗して爪が折れてしまった。
【マウンタ(ブラケット)】
ネジを3本取り外すとHDDとマウンタを分離できる。
【表面】
主なスペックは容量2TB、規格サイズ3.5インチ、転送モードSATA600(SATA 6Gb/s)。
型番はHDS5C3020ALA632、製造日は2011年10月、生産国は中国。
【裏面】
【ファームウェア】
CrystalDiskInfo によるとファームウェアはML6OA5C0となっている。
回転数は5,940rpmというあまり見ない数値になっている。
バッファサイズは26,129KBと表示されている。
HDDの状態に異常はなさそうで、HDDの温度は19℃。
現在1月なので気温は低く、室温は約15℃。
今までデータのバックアップに使っていただけなので、使用時間は少ない。
【CrystalDiskMark Read/Writeベンチマークテスト】
シーケンシャルリード・ライトともに約130MB/sで、2017年の現行HDDと比べると若干遅い。
2017年1月に購入した
Western Digital WD Blue 3TB WD30EZRZ/AFP
は約160MB/s出ている。
ただ、もとの外付けHDDはUSB2.0での接続なので、最大で480Mbps、つまり60MB/sしか速度が出ず、実測では約30MB/sだった。
それと比べるとマザーボードのSATA3(6Gb/s)ポートに直付けなのでかなり速く、本製品本来の性能が発揮できている。
といってもHDDなのでSATA2(3Gb/s)の上限300MB/sにすら達していないが。
PC環境は Windows 10、DDR3-1600 8GB、Core i5-3450 などで、起動ドライブはSSD。
このPCのアイドル時の消費電力は、SSDのみ(HDDなし)で39W、本製品追加時44Wだった。
2017年の現行製品と比べると2~3Wほど消費電力が大きいが、大差はない。