BUFFALO USB2.0 外付けHDD 2.0TB HD-CL2.0TU2/N - ベンチマーク、消費電力
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BUFFALOの外付けHDD 2.0TB HD-CL2.0TU2/N(HD-CLU2/Nシリーズ)のCrystalDiskMarkによるRead/Write速度ベンチマーク、消費電力測定、電気代の計算。
BUFFALO USB2.0 外付けHDD 2.0TB HD-CL2.0TU2/N
PC内のデータをバックアップしておこうと思い、BUFFALOの外付けHDD HD-CL2.0TU2/Nを買った。
2012年2月3日、アマゾンで12,800円。
2011年末のタイの洪水前は1万円以下で買えたようだが、今はやや高めの値段。
アマゾンのフラストレーション・フリー・パッケージ(FFP)のため、簡易包装となっている。
このHDDは、箱に貼られているシールによってHDDの製造メーカーが分かるようで、オレンジ丸は日立、赤四角はWESTERN DIGITAL、黄丸はSEAGATE、白丸はSAMSUNG。
上の写真の「2.0TB」のシールの横にオレンジ丸のシールが貼られている。
CrystalDiskInfo で調べてみると日立GSTのHDS5C3020ALA632(2TB)だった。
上の画像の38℃というのは、1時間ほどファイルを転送した後の温度。
ファイルの転送が終わり、スリープ(休止)状態になってしばらくしてから温度を見ると、Cドライブとほぼ同じ34℃になっていた。
室温は約14℃。
以下は個人的な感想と設定など。
(動作環境:Windows 7 Home Premium 64bit、Xeon 3060 2.40GHz、DDR2 4GB、USB2.0)
- 初期状態ではFAT32形式でフォーマットされているため、取扱説明書(はじめにお読みください)にあるようにNTFS形式でフォーマットした。
クイックフォーマットなら10秒もかからずフォーマットが終了する。
- 音は静か。
キーボードの横など近くに置くと多少音が聞こえ、微かに振動が伝わる。
上記の通り様々なHDDが使われているので、音や振動は中身のHDDの種類によるかもしれない。
- タスクトレイの「ハードウェアを安全に取り外す」で取り外してもHDDは動いている。
本体にON・OFFのスイッチはない。
PCの電源を切るか、USBを抜くと止まる(※ACアダプタを抜いてはいけない)。
この辺りの動作は環境によって異なるようで、「ハードウェアを安全に取り外す」でHDDが停止する場合もあるようだ。
- ecoマネージャーを使わなくても5分くらい経つと自動的にスリープ状態になる。
ecoマネージャーはBUFFALOのサイトからダウンロードできる。
ecoマネージャーは、タイマーを使ってスリープするまでの時間を設定したり、手動ですぐにスリープ状態にすることができる。
データ読込、書込、転送速度
以下は CrystalDiskMark 3.0.1 によるRead/Write速度ベンチマーク。
(テスト環境:Windows 7 Home Premium 64bit、Xeon 3060 2.40GHz、DDR2 4GB、USB2.0)
シーケンシャル で Read 34.80 MB/s、Write 27.46 MB/s。
USB2.0の最大データ転送速度(理論値)は480Mbit/s(メガ・ビットパーセカンド)。
8ビットを1バイトとすると、480Mbit/s = 60MB/s(メガ・バイトパーセカンド)。
つまり理論値の半分くらいのスピードだ。
他のUSB2.0の外付けHDDもだいたいRead・Write 30MB/s前後のようなので普通の速度。
ちなみに、SATAの内蔵HDDはだいたいRead・Write 100MB/s以上。
消費電力
取扱説明書(はじめにお読みください)には消費電力 最大18W、平均12Wと書かれている。
BUFFALOのサイトを見るとなぜか最大24Wと書かれている(PDFの方は取説と同じ)。
消費電力は中身のHDDによって多少異なるかもしれない。
消費電力をワットチェッカーTAP-TST5(サンワサプライ)で測定した。
長時間ファイルを転送していたが、9Wを超えることはなかった。
完全に停止しているHDDが電源投入直後起動した瞬間だけ一時的に20Wまで上がった。
電気代は1kWhあたり22円として計算すると、9Wを1時間で0.2円、24時間で4.75円。
HDDの状態 |
消費電力(W) |
ランプ消灯(HDD停止)・ACアダプタのみ接続時 |
3 |
ランプ点灯・スリープ状態 |
3 |
ランプ点灯・非スリープ状態・ファイル非転送時 |
7 |
ランプ点灯・ファイル転送時 |
9 |