Fedora Desktop エディション(LiveCD)のインストール方法・手順 - ダウンロード、インストールCD作成(iso)
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Fedora Desktop エディション(LiveCD)のインストール方法・手順。
対象:Fedora 11 Desktop エディション
Fedora Desktop エディションをダウンロード
- Fedoraの公式サイトからFedora Desktop エディションをダウンロードします。
https://getfedora.org/
からダウンロードできます。
「Fedora-11-i686-Live.iso」をダウンロードします。
インストールCDを作成
- ダウンロードしたファイルはISOイメージのファイルなので、ISOイメージをCD-Rに書き込めるソフトを使ってCD-Rに書き込みます。
ISOイメージの書き込み方については、
ISOイメージファイルの焼き方
を参照。
- CD-Rが1枚必要です。
インストール
- BIOSの設定
できあがったCDを利用してインストールします。
ブートするドライブの順番を、HDDよりCD/DVDドライブが先になるようにBIOSで設定します。
通常はCD/DVDドライブの方が先にブートされるようになっていると思います。
- 日本語の設定
CDをドライブに入れコンピュータを起動するとログイン画面が表示され、ログインするとデスクトップが表示されます。
初期状態では、メニューなどはすべて英語で表示されます。
ログイン画面の下部にある「Language」に日本語、「Keyboard」にJapanを選択すると、メニューなどが日本語になります。
LiveCDなのでHDDにインストールをしなくてもそのまま基本的な操作はできますが、操作の都度CDから読み込むので動作は遅いです。
- インストール
デスクトップに「ハードドライブにインストール」というアイコンがあり、これをダブルクリックするとインストール画面が表示され、HDDへインストールできます。
画面の指示に従ってインストールします。
言語は日本語、タイムゾーンはアジア/東京を選びます。
インストール完了後、コンピュータを再起動します。
CDは必要ないので取り出しておきます。
再起動後、ユーザー名などの設定があります。
前述のログイン画面で日本語に設定してからインストールしていないと、英語で表示されます。
設定後デスクトップが表示され、Fedoraを使えるようになります。
ソフトウェアのアップデート
- インストールが完了し、Fedoraを起動したら、とりあえずソフトウェアのアップデートを行います。
Windows Updateのようなものです。
アップデートを行わないと、新しいソフトウェアを正常にインストールできない場合があります。
例えば、Adobe Flash Playerをインストールしようとしても、途中でエラーが出てインストールできない場合があります。
- アップデートする前に、コンピュータをネットワークに接続する必要があります。
ルータのDHCPが有効になっていれば、ネットワークケーブルを接続するだけでインターネットにつながります。
FedoraでIPアドレスを設定したい場合は、デスクトップから「システム」→「設定」→「ネットワークのプロキシ」にて設定できます。
- デスクトップから「システム」→「管理」→「Software Update」を選択するとソフトウェアのアップデートが行えます。
またLinuxなので、コマンドを使ってアップデートを行うこともできます。
デスクトップから「アプリケーション」→「システムツール」→「端末」を選択し、端末(ターミナル)を起動します。
起動後、
su -l
(ここでルートのパスワードを入力)
yum update
とコマンドを入力するとアップデートできます。
- FirefoxでFlashを見られるようにするには、Firefoxを起動し、Adobe FlashのページからRPMのパッケージをダウンロードします。
初期状態では、デスクトップにあるユーザーフォルダの下の「ダウンロード」フォルダにダウンロードしたものが入ります。
RPMファイルをダブルクリックするとインストールできます。
インストール後、Firefoxを再起動するとFlashを再生できます。