鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)は、神奈川県鎌倉市雪ノ下にある神社である。 年中多くの観光客が訪れ、新年は初詣で賑わう。 鎌倉では大仏がある 高徳院 と並び有名な場所だろう。
例大祭は9月15日で、流鏑馬や鈴虫放生祭など数日間様々な催しが行われる。 また4月の鎌倉まつりでも流鏑馬が行われ、常に見物客が多く、良い位置で見るのは困難である。 結婚式も行っており、偶然挙式を見かけることもある。 大石段の横に大銀杏があったが、2010年3月10日に倒壊し、現在は移植されて再生中である。
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」という作品の登場人物の名前は神奈川県内の地名が多いが、その中に登場する雪ノ下というのはこの辺りの地名である。
最寄りはJRまたは江ノ電の 鎌倉駅 で、そこから徒歩10分。 東口を出て県道21号の大通りを北上すると鶴岡八幡宮がある。 県道21号の歩道を歩くのも良いが、道路中央にある段葛(だんかずら)と呼ばれる道を歩くのも良い。 この道は若宮大路と呼ばれる鶴岡八幡宮の参道で、その中で二の鳥居から一段高くなっている参道は段葛と呼ばれる。 段葛は春になると桜が咲いて綺麗である。
鶴岡八幡宮へ向かう途中、県道21号沿いには鳩サブレーを売っている豊島屋本店がある。 また、すぐに県道21号に出ず、東口ロータリーの北側から商店が並ぶ小町通りを通っても良い。
〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
この日は紅葉を見に行った。 ただ、鶴岡八幡宮はそれほど紅葉する木がなく、常緑が多い印象。 柳原神池にモミジがあり、水面にそれが映る。 ここで写真を撮っている人も見かける。
個人的に気に入っているのは柳原神池の近くの水路にある紅葉で、ここも水面に映り綺麗で、写真を撮っている人を見かける。
この日は例大祭で、流鏑馬神事や鈴虫放生祭が行われた。 正面にあるのは三の鳥居。
太鼓橋。 遠い昔ここを通れたような気がしたが、今は柵があり通れない。
境内をずっと歩いていくと舞殿があり、ここで催し物が行われることがある。
倒壊した大銀杏は、元の場所から少し横の方に移植されている。 「がんばれ大イチョウ」の立札がある。
大石段は61段ある。
流鏑馬は見物客が多く、見るのは容易ではない。
境内にリスがいた。
例大祭奉献。
舞殿で鈴虫放生祭が行われている。 雅楽の演奏、巫女の舞などがある。
大石段の上から見た舞殿。
夜は舞殿と本宮がライトアップされている。
この日は鎌倉まつりで、段葛には人が多い。
鎌倉まつりでも流鏑馬がある。
大石段を上ると本宮(上宮)がある。 ここの掲額に描かれている「八幡宮」の「八」の字は2羽のハトの形になっている。 これは八幡宮の神の使いがハトだからである。
昔は舞殿の屋根や柱の塗装が異なる。
写真左にあるのが倒壊前の大銀杏である。
昔の本宮。