私が主にRC(ラジコン)カーに使っているヨコモや京商のLi-Po(リチウムポリマー)バッテリーについてレビューする。
2015年3月3日、洛西モデルの通販でヨコモのLiPo 4000 ストレートパックバッテリーを3,630円(税抜)で購入した。
2014年から約30年ぶりにRCカーで遊びはじめ、とりあえず ヨコモ ハイパー3900 Ni-MHバッテリー を使っていた。 Li-Poがあるのは知っていたが、扱いが大変そうで避けていた。
ハイパー3900に特に不満はないが、唯一挙げるとすれば重いことくらい。 これに限らず、大容量のNi-MHバッテリーはとにかく重い。
今までヨコモのNi-MHバッテリーを使っていたこと、安価なこと、ショップで比較的入手しやすいこと等を考慮し、ヨコモのLi-Poを選んだ。 もっと安価な製品もあるが、初心者や初めてLi-Poバッテリーを使う人には、ヨコモや京商の製品なら安心感がある。 容量は大きいものが欲しいので4000mAhを選んだ。
パッケージはハイパー3900と同じく、シンプルなプラスチック製。 取扱説明書付属。
開封直後の電圧は実測で7.6Vだった。 パーフェクト・ネオ でバランス充電後は8.4V。 コネクタはいわゆるタミヤコネクタで、バランス充電用のコネクタ付き。
重量は実測で216g。 ハイパー3900が401gなので、その約半分の重さ。 RCカーのバッテリーを変えるだけで、約200gの軽量化になる。
LiPo 4000のサイズは説明書に記載されていないが、ハイパー3900やマッスルパワーLi-Poとほぼ同じ。 ちなみにマッスルパワーのサイズは、仕様によると23.5×134.2×45.3mmとなっている。 ハイパー3900と同じく、昔のNi-Cdバッテリーと比べるとわずかに(1mmくらい)長いので、古いRCカーで使う場合は注意が必要。 なお、うちにあるタミヤのネオマイティフロッグとファイティングバギー2014、京商のスコーピオン2014のバッテリーボックスには問題なく収まった。 コードはヨコモのLiPo 4000とハイパー3900が14AWGだが、京商マッスルパワーLi-Poが12AWGで少し太い。
発売元 | 株式会社ヨコモ |
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品番 | YB-L400 |
種別 | Li-Po |
容量 | 4000mAh |
生産国 | 中国 |
前述のヨコモ製と同時に、京商のマッスルパワー Li-Po 3000 バッテリーを1,930円(税抜)で購入した。
本当は容量が4000mAhの製品が欲しかったが、人気があるのかどの店も品切れで、仕方なく3000mAhを買った。 ただ、消費電力が小さいモーターを使ったり、RCカーを少し走らせるだけなら3000mAhでも十分だと感じるようになり、今では満足している。
パッケージは紙製。 取扱説明書付属。
開封直後の電圧は実測で7.6Vだった。 コネクタはディーンズタイプ(T型2P)で、バランス充電用のコネクタ付き。 ただし、本シリーズの2200mAhのみ、いわゆるタミヤコネクタになっている。
重量は実測で165g。 持った瞬間「軽っ!」と思った。 容量が少ないため、前述のヨコモ製Li-Poバッテリーより約50g軽い。
発売元 | 京商株式会社 |
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品番 | R246-8462B |
種別 | Li-Po |
容量 | 3000mAh |
サイズ | 約23.5×134.2×45.3mm |
重量 | 約170g |
生産国 | 中国 |
RCカーのバッテリーおよびESC(アンプ)に使用されているコネクタは、主に以下の2種類ある。
これらを相互に接続するのに便利なのが2P変換コネクター。 自作しても良いが、安価で売られている。
以下はイーグル模型製。
オスメス逆タイプ。
Ni-MHやNi-Cdバッテリーは基本的にタミヤコネクタを採用している。 一方、Li-Poはディーンズコネクタを採用している製品も多い。 自分でディーンズに改造する場合は、以下のようなパーツを使用する。