はてなブックマーク
X
Bluesky
Facebook
Pocket

タミヤ プラズマエッジII(TT-02Bシャーシ)製作・組立・塗装

更新:

プラズマエッジII(PLASMA EDGE II)はタミヤの1/10スケール電動RCカー。 シャフトドライブの4WDバギー。 シャーシはTT-02B。

2014年に2WDのネオマイティフロッグを買い、次は4WDのネオスコーチャーを買おうと思っていたらデュアルリッジが発売された。 さらに2016年5月にプラズマエッジIIが発売。 このボディは前世代のプラズマエッジ(DF-02シャーシ)やグラベルハウンドと同じようで、個人的にはネオスコーチャーやデュアルリッジより好み。

2016年5月28日、RCアドバイザーチャンプでプラズマエッジIIを7,800円(税抜)で購入した。 4WDバギーが実売約8,000円で買えるのはすごい。 2WDバギーと大して値段が変わらない。

プラズマエッジIIのパッケージ

パッケージはDT-03などと同じような最近のデザイン。 TT-02B共通のパッケージで、それにプラズマエッジIIのシールが貼ってあるだけ。 側面にはTT-02Bシャーシの各部の説明が書かれている。

ITEM No.58630、定価11,400円(税抜)、生産国はフィリピン。

タミヤ プラズマエッジII(TT-02Bシャーシ)パッケージ

パッケージ側面にはボールデフ、ユニバーサルシャフト、ボールベアリング、ホイールハブ、アルミダンパー、デュアルブロックタイヤなどオプションパーツが載っている。 より詳しいオプションパーツリストは、タミヤ公式サイトからTT-02Bのパーツカタログがダウンロードできる。

ランナー類といつものパーツ袋。

箱内部 パーツ類

ボディは上述の通り使いまわしのようで、ポリカーボネートに(C)2004 57723の刻印がある。 57723はXBグラベルハウンドのITEM番号。

ポリカーボネートのボディとウイングは一体で、切り取る必要がある。 ウイングはボディと表裏が逆の状態で一体になっており、ウイングの裏面に保護フィルムが貼ってある。

ボディ、シャーシ、タイヤ

組立説明図はTT-02B共通のもので、ボディの塗装は別紙。 タミヤのサイトからPDF版組立図をダウンロードできる。 キット標準の塗装はスカイブルーアルマイト(PS-49)を使用し、ボディについてはブラック(PS-5)を重ねて塗装する指示がある。 その他はステッカー。 ウィンドウ(窓)のマスキングシールが付属している。

組立説明図、ステッカー

プラズマエッジIIの組立

BAG A
まず、ギヤの組み立て。 通常はプラベアリング(樹脂製)を使用するが、予め購入しておいたボールベアリングを組み込んだ。 シャーシは見た目よりしっかりしており、意外と重くて厚みがある。 昔のRCカーと比べるとギヤボックスが小さく、構造がシンプル。 モーターのギヤカバーの縁だけAWグリスを塗る指示があるが、気になる部分は個人的にグリスを塗っておいた。

ギヤの組立

サスアームの取り付け。 フロントとリヤのU字シャフトはグリスを塗る指示がないが、なんとなく塗っておいた。 工程11のリヤバンパーの取り付けで、タッピングビス3×10mmはネジの頭が小さいので手持ちのM3ワッシャーを入れて締めた。 ここまでの工程で結構形になっている。

サスアームの取り付け

BAG B
足まわりの組み立て。 パーツの向きに注意して取り付ける。

足まわりの組み立て

ダンパーの組み立て。 このCVAダンパーはシャフトとピストンが一体型。 組立図とは順番を変え、オイルを入れる前の状態までフロントとリヤのダンパーを組み立てて、その後4本のダンパーにオイルを注入した。

ダンパーをシャーシに取り付けてみたが、リヤダンパーステーはダンパーの力で結構曲がり、強度が少し心配。 シャーシに貼るスポンジテープは後回しにした。 このスポンジテープはサーボセイバーの下にくるので、ステアリングサーボを取り付ける前までに貼る。 スポンジテープを貼り付ける理由は分からないが、石などがサーボセイバーとシャーシの間に挟まり、ステアリングが切れなくなる可能性があるためかもしれない。

ダンパーの組み立て

BAG C
RCメカの取り付け。 パーツ袋はA、B、Cしかなく、あとはRCメカの搭載とタイヤの組み立てくらいなのでほぼ完成。 私のサーボはサンワ製で、サーボセイバーの固定にはタッピングビス3×10mmを使うが、その際P1の部品を使わず手持ちのM3ワッシャーを入れた。 DT-03などのキットにもP1のような部品があるが、これを使うとどうも締め付けが悪い。

RCメカの取り付け

タイヤとホイールは組立図に接着の指示がないので、とりあえず接着しなかった。 意外と硬くはまるから接着しなくても大丈夫かもしれない。 ダンパーは前後硬さを調整し、フロントはV4、リヤはX6のスペーサーを入れた。

タイヤの組み立て

側面。 車高(最低地上高)が低く、2cmくらい。 バギーっぽくないが、安定感はありそう。 あとはボディとウイングを塗装すれば完成。

側面

プラズマエッジIIの塗装

キット標準の色はスカイブルーアルマイト(PS-49)。 指示通り塗ろうと思い値段を調べると、他の色より少し高かった。 高いと言っても300円くらいしか違わないが。

その他、ブルー(PS-4)、メタリックブルー(PS-16)、コルサグレイ(PS-32)などブルー系を検討していたが、最終的にガンメタル(PS-23)で塗ることにした。

ボディもウイングもタミヤのポリカーボネートスプレー ガンメタルを使用。 もともと暗い色なので裏打ちしなくても良さそうだが、なんとなくブラック(PS-5)を重ねて塗ってみた。 通常よりは少し暗い(濃い)感じになったかもしれない。

ちなみに、あとになってプラズマエッジIIの塗装済みキットが発売されたが、それが私と同じガンメタルだった。

塗装 ガンメタル(PS-23)

ステッカーの黄色のラインは、写真だとほぼ黄色に見えるが、実際はやや緑がかった蛍光イエローや蛍光グリーンのような色。 黒系のボディだと黄色が映える。 ガンメタルがステッカーの雰囲気に調和していて良い。 とりあえずガンメタルで塗っておけばカッコよく見える。

ステッカー貼り

リヤ。

リヤ

サイド。

サイド

上面。

上面

色温度の影響か、太陽光下(この日は曇り)だと黄色のラインが実際の見た目に近く少し緑がかっているが、実際はもっと緑がかっている。

完成

関連記事


はてなブックマーク
X
Bluesky
Facebook
Pocket