プラズマエッジII(PLASMA EDGE II)はタミヤの1/10スケール電動RCカー。 シャフトドライブの4WDバギー。 シャーシはTT-02B。
2014年に2WDのネオマイティフロッグを買い、次は4WDのネオスコーチャーを買おうと思っていたらデュアルリッジが発売された。 さらに2016年5月にプラズマエッジIIが発売。 このボディは前世代のプラズマエッジ(DF-02シャーシ)やグラベルハウンドと同じようで、個人的にはネオスコーチャーやデュアルリッジより好み。
2016年5月28日、RCアドバイザーチャンプでプラズマエッジIIを7,800円(税抜)で購入した。 4WDバギーが実売約8,000円で買えるのはすごい。 2WDバギーと大して値段が変わらない。
パッケージはDT-03などと同じような最近のデザイン。 TT-02B共通のパッケージで、それにプラズマエッジIIのシールが貼ってあるだけ。 側面にはTT-02Bシャーシの各部の説明が書かれている。
ITEM No.58630、定価11,400円(税抜)、生産国はフィリピン。
パッケージ側面にはボールデフ、ユニバーサルシャフト、ボールベアリング、ホイールハブ、アルミダンパー、デュアルブロックタイヤなどオプションパーツが載っている。 より詳しいオプションパーツリストは、タミヤ公式サイトからTT-02Bのパーツカタログがダウンロードできる。
ランナー類といつものパーツ袋。
ボディは上述の通り使いまわしのようで、ポリカーボネートに(C)2004 57723の刻印がある。 57723はXBグラベルハウンドのITEM番号。
ポリカーボネートのボディとウイングは一体で、切り取る必要がある。 ウイングはボディと表裏が逆の状態で一体になっており、ウイングの裏面に保護フィルムが貼ってある。
組立説明図はTT-02B共通のもので、ボディの塗装は別紙。 タミヤのサイトからPDF版組立図をダウンロードできる。 キット標準の塗装はスカイブルーアルマイト(PS-49)を使用し、ボディについてはブラック(PS-5)を重ねて塗装する指示がある。 その他はステッカー。 ウィンドウ(窓)のマスキングシールが付属している。
BAG A
まず、ギヤの組み立て。
通常はプラベアリング(樹脂製)を使用するが、予め購入しておいたボールベアリングを組み込んだ。
シャーシは見た目よりしっかりしており、意外と重くて厚みがある。
昔のRCカーと比べるとギヤボックスが小さく、構造がシンプル。
モーターのギヤカバーの縁だけAWグリスを塗る指示があるが、気になる部分は個人的にグリスを塗っておいた。
サスアームの取り付け。 フロントとリヤのU字シャフトはグリスを塗る指示がないが、なんとなく塗っておいた。 工程11のリヤバンパーの取り付けで、タッピングビス3×10mmはネジの頭が小さいので手持ちのM3ワッシャーを入れて締めた。 ここまでの工程で結構形になっている。
BAG B
足まわりの組み立て。
パーツの向きに注意して取り付ける。
ダンパーの組み立て。 このCVAダンパーはシャフトとピストンが一体型。 組立図とは順番を変え、オイルを入れる前の状態までフロントとリヤのダンパーを組み立てて、その後4本のダンパーにオイルを注入した。
ダンパーをシャーシに取り付けてみたが、リヤダンパーステーはダンパーの力で結構曲がり、強度が少し心配。 シャーシに貼るスポンジテープは後回しにした。 このスポンジテープはサーボセイバーの下にくるので、ステアリングサーボを取り付ける前までに貼る。 スポンジテープを貼り付ける理由は分からないが、石などがサーボセイバーとシャーシの間に挟まり、ステアリングが切れなくなる可能性があるためかもしれない。
BAG C
RCメカの取り付け。
パーツ袋はA、B、Cしかなく、あとはRCメカの搭載とタイヤの組み立てくらいなのでほぼ完成。
私のサーボはサンワ製で、サーボセイバーの固定にはタッピングビス3×10mmを使うが、その際P1の部品を使わず手持ちのM3ワッシャーを入れた。
DT-03などのキットにもP1のような部品があるが、これを使うとどうも締め付けが悪い。
タイヤとホイールは組立図に接着の指示がないので、とりあえず接着しなかった。 意外と硬くはまるから接着しなくても大丈夫かもしれない。 ダンパーは前後硬さを調整し、フロントはV4、リヤはX6のスペーサーを入れた。
側面。 車高(最低地上高)が低く、2cmくらい。 バギーっぽくないが、安定感はありそう。 あとはボディとウイングを塗装すれば完成。
キット標準の色はスカイブルーアルマイト(PS-49)。 指示通り塗ろうと思い値段を調べると、他の色より少し高かった。 高いと言っても300円くらいしか違わないが。
その他、ブルー(PS-4)、メタリックブルー(PS-16)、コルサグレイ(PS-32)などブルー系を検討していたが、最終的にガンメタル(PS-23)で塗ることにした。
ボディもウイングもタミヤのポリカーボネートスプレー ガンメタルを使用。 もともと暗い色なので裏打ちしなくても良さそうだが、なんとなくブラック(PS-5)を重ねて塗ってみた。 通常よりは少し暗い(濃い)感じになったかもしれない。
ちなみに、あとになってプラズマエッジIIの塗装済みキットが発売されたが、それが私と同じガンメタルだった。
ステッカーの黄色のラインは、写真だとほぼ黄色に見えるが、実際はやや緑がかった蛍光イエローや蛍光グリーンのような色。 黒系のボディだと黄色が映える。 ガンメタルがステッカーの雰囲気に調和していて良い。 とりあえずガンメタルで塗っておけばカッコよく見える。
リヤ。
サイド。
上面。
色温度の影響か、太陽光下(この日は曇り)だと黄色のラインが実際の見た目に近く少し緑がかっているが、実際はもっと緑がかっている。
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