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京商 スコーピオン2014 の製作(組立)

更新:

京商 スコーピオン2014(復刻版)の製作写真など。

スコーピオン2014 の組み立て

2014年7月中旬に スコーピオン2014を購入 し、7月末にようやく組み立て始めた。
パーツは袋詰めされており、バッグA→B→C→D→E と順番に組み立てる。


BAG A

【バッグA 部品一式】
シャーシ、フロント部のパーツ、工具などが入っている。
園芸用の鉢皿に各パーツを分類してから組み立てた。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)バッグA 部品一式

【工程[1]フロントシャーシ】
曲げ加工部分が若干膨らんでいる。
ここは最初の難関というか、どう対処すべきか悩むところ。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[1]フロントシャーシ

【シャーシ、ダンパーステー】
写真左はM2.6のワッシャーを入れてダンパーステーを取り付けた場合、右はそのまま取り付けた場合。
ビスを完全に締めていないので、締めればもう少し密着するが、それでも若干隙間が気になる。
ワッシャーは厚さが0.5mmで、わずかにコブに当たらない程度なので、コブの高さは0.4~0.5mmくらいと思われる。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)シャーシ、ダンパーステー

【コブを削る】
対処法としては、このコブを削るという方法がある。
ただ、最後まで組み立てた感想としては、コブを残してそのままダンパーステーを付けるのもアリかなと思った。
なぜかと言うと、その方がほんの少しボディが取り付けやすい。
ボディを取り付けるとき、このダンパーステーはかなり邪魔で、うちにあるターボスコーピオンもボディが取り付けにくいが、スコーピオン2014はそれより取り付けにくい。
ダンパーステー下部の内側面間の寸法は実測で約71mmで、ダンパーステー上部の内側面間はコブを削った場合はそのまま71mmで、コブを残した場合は約72.5mmだった。
つまり正面から見てダンパーステーがわずかに逆ハの字のようになる。
あまり寸法は変わらないが、ダンパーステーの間が少しでも広い方がボディが取り付けやすい。
以下の写真はコブを削った場合。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)コブを削る

【コブを磨く】
材質がアルミなので普通の金属製のヤスリでも簡単に削れる。
1本片面のみ削るのに5分くらいかな。
削った表面が汚いので、1000番の紙やすりで少し磨いた。
削りカスがネジ穴に入っているかもしれないので綺麗に除去する。
埃などを飛ばすとき、私はデジカメ用のブロアーを使っている。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)コブを磨く

【シャーシ、ダンパーステー(上面)】
コブを削るとシャーシとダンパーステーの隙間がなくなる。
コブありのパターンも試したくて、組み立て終わった後シャーシを外して左右のフレームを入れ替えたところ、ほんのわずかだがボディは取り付けやすくなった。
ここではコブを削ったパターンで話を進める。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)シャーシ、ダンパーステー(上面)

【シャーシ、ダンパーステー(底面)】
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)シャーシ、ダンパーステー(底面)

【Plasticバッグ】
プラスチックバッグはバッグAの工程から随時使用。
ランナーに番号が書いてある。
開封直後、ゲートが折れていくつかのパーツが外れていた。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)Plasticバッグ

【工程[2]サーボセイバー】
説明書に書いてある通り、ピロボールがナットからはみ出ないように取り付ける。
写真上ははみ出してしまった場合、下は指示通り0mmの場合。
この後の工程でも決められた寸法で固定する指示がいくつかある。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[2]サーボセイバー

【工程[3][4]サーボセイバー】
組み立てには結構力がいる。
私は右利きで左手が非力なので、右手でスプリングを入れたサーボセイバーを机などに押さえつけて、左手でペンチを使いEリングをはめると楽だった。
上部のナイロンナットは完全に締めるとサーボセイバーが動かなくなるので、締まる一歩手前までにしておく。
説明書には1/4回転戻すと書いてある。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[3][4]サーボセイバー



BAG B

【バッグB 部品一式】
グリスの量は十分ある。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)バッグB 部品一式

【工程[5]シャーシ】
各パーツの向きに注意。
プレートは3枚とも皿ザグリが底面側になる。
フロントアームシャフトの3本の目印線はフロント右上に見える。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[5]シャーシ

【工程[6]ギヤボックス】
ここからブリスターパック開封。
はまりにくいと噂のベアリングは、特に加工せずはまった。
360度いろいろな方向から押さえ込んで少しずつはめていけば入る。
小さなゴミなどがあるかもしれないので、はめる前にブロアーで除去。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[6]ギヤボックス

【デフギヤ】
組み立て済みのデフユニットは分解せずそのまま使用した。
最初は動きが渋いが、少し回せば多少スムーズになるかも。
デフユニットは先にフタ?をはめてからギヤボックスに入れた方がはめやすかった。
前述のベアリングをはめる要領と同じく、少しずつ上から押さえつける感じでしっかりはめる。
3本のビスで固定したあと、まだわずかにギヤが滑らかに動かなかったので、軸を軽く叩いてしっかりはめたら滑らかになった。
各パーツに個体差があると思うので、はまりやすさが人によって違うかもしれない。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)デフギヤ

【工程[7][8]ギヤ、モーター】
スパーギヤのベアリングは2個あるはずだが1個しか入っていなかったので、即アマゾンでベアリングを注文した。
翌日京商に電話したら、欠品ということで無料でベアリングを送ってくれた。
うちは厚木が近いためか、電話した翌日にベアリングが届いた。
初めて電話したが、丁寧な対応だった。
購入したベアリングは補修に使おう。
下の写真はベアリングがない状態のもの。
モーターはとりあえず古いマブチの540モーターを取り付けた。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[7][8]ギヤ、モーター

【ベアリング】
ベアリング到着後、取り付けた。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)ベアリング



BAG C

【バッグC 部品一式】
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)バッグC 部品一式

【工程[9][10]リアロールケージ】
ビスを締めるのに結構力がいるので、ビスでケージにネジを切ってから取り付けた。
他の工程もそうだが、付属のレンチだと回すのが大変なので、もっと回しやすいレンチやドライバーがあると便利。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[9][10]リアロールケージ

【工程[11]ダンパー】
ダンパーを構成するパーツ。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[11]ダンパー

【工程[11]ダンパー】
オイルシール(透明なリング)を最初に取り付けた。
かなりはめにくいが、オイルシールの周囲を爪でカリカリやっていると入った。
ただ、3本目からオイルシールを4方向指の腹で押さえてそのまま滑らすように何度か押し下げるだけで入ることに気づいた。
指に少しオイルが付いていて、滑りやすくなったためかどうか分からない。
4本目もスムーズにはまった。
滑って入りやすくなるなら、最初にオイルシールをはめないで、シリンダーにオイルを注いだ後、そのままねじ込めば勝手にはまりそうな気もした。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[11]ダンパー

【工程[11]ダンパー】
余分なオイルを出しつつキャップを締めていく作業はわりとスムーズにいった。
良い感じに仕上がっているか分からないが。
ストッパー(ビス)の向きは説明書通りにした。
フロントとリアで向きが90度違っているが、ダンパーステーなどに当たらず、メンテしやすい向きなら適当で良い。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[11]ダンパー

【工程[12]リアサスアーム】
ここもベアリングが少しきついが、特に加工しなくても入った。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[12]リアサスアーム

【工程[13]リアサスポスト】
ビスが入りにくい場合は、工程[5]のリア側のネジを緩めて調整する。
リアサスポストの穴は斜めになっていて、ピンは斜めに刺さる。
次の工程でリアサスアームを取り付けるときに調整するので、ビスは完全に締めなくても良い。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[13]リアサスポスト

【工程[14]スイングシャフト】
スイングシャフト(ドッグボーン)の出来が悪い場合があるらしいが、うちは悪くはなさそう。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[14]スイングシャフト

【工程[14]リアサスペンション】
ドッグボーンが少し長いためか、普通に組むとリアサスアームが上下にスムーズに動かない場合がある。
リアサスアームをシャーシの外側へ広げながら前工程のリアサスポストのビスを締めると少し改善される。
それでもまだスムーズに動かない場合があり、うちは左側は許容範囲内だったが、右側はまだ動きが渋かった。
再度、リアサスアームのベアリングがきちんとはまっているか確認した。
多少動きが渋くても走行できないわけではないが、スムーズにしたい場合はシャフトかサスアームを少し削ることになる。
シャフトは硬いので、サスアームの方が削りやすい。
私は内側のサスポストが当たる部分を少し削り、サスポスト外側にはM2.6(0.5mm厚)のワッシャーを入れた。
ただ、ダンパーを取り付けるとシャーシの外側への力が加わるので、ワッシャーはなくても良いかもしれない。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[14]リアサスペンション

【工程[15][16][17]】
ダンパーステーに取り付けるナイロンナットは締めすぎるとダンパーが動かなくなる。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[15][16][17]



BAG D

【バッグD 部品一式】
ここでネジ止め剤が登場する。
面倒な作業は終わったのであとは楽。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)バッグD 部品一式

【工程[18]~[23]フロントサスペンション】
ネジ止め剤はわりとすぐ固まっていくので、早めに固定する長さを調整した方が良い。
なぜか説明書の図は左のダンパーストッパーのビスの向きがダンパーステー側を向いているが、この向きだとダンパーステーに当たる。
ステアリングロッドがシャーシに当たらないように3~4mmあけてセットビスを締める。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[18]~[23]フロントサスペンション

【フロント】
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)フロント

【工程[28]アンテナマウント】
アンテナマウントはアンテナを挿してからセットビスで固定し、その後ラジオボックスにビスで固定した方が良さそう。
アンテナマウントをラジオボックスに付けた後アンテナを付けると、マウントが折れそうで怖い。




BAG E

【バッグE 部品一式】
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)バッグE 部品一式

【工程[30]~[32]】
受信機とESC(アンプ)はとりあえず置いてみただけで、まだ両面テープで貼り付けていない。
この辺りはあとでも良いだろう。
昔はステアリングサーボも両面テープ止めだったが、ビスで固定するようになった。
プロポはサンワの MX-V BL-SPORT セット。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[30]~[32]

【工程[33]タイヤ】
京商からタイヤラベルについてのお知らせが出ているが、うちのタイヤはほとんど剥げていなかった。
ただ、ホイールのメッキに若干傷があり、あまり綺麗ではなかった。
まあ、走らせればタイヤもホイールも傷つくので気にしない。
後輪はムチムチが良い雰囲気で、すごく軟らかく、予めスポンジが入っている。
一方前輪はかなり硬い。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)工程[33]タイヤ

【タイヤ(内側)】
内側はSAND SUPER。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)タイヤ(内側)

【フロント】
とりあえず、ほぼ完成した。
なかなか良い雰囲気だ。
あとは面倒な塗装のみ。
結局、シャーシのコブは削らなくても問題ないので、厄介なのはリアサスペンションだけかな。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)フロント

【リア】
アンテナマウントはいったん外した。
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)リア

【側面】
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)側面

【上面】
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)上面

【底面】
京商 スコーピオン2014(KYOSHO SCORPION)の製作(組立)底面

スコーピオンの塗装 へ続く。

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