ブラウザで記憶したパスワードを消す方法、オートコンプリートをリセット
更新:2023-01-26
ホームページ上で入力したIDやパスワードの記憶を消す方法、自動入力の有効・無効化(オン・オフ)の設定。 対象 : Windows 11/10、iPhone/iOS、Android、Edge、Internet Explorer、Chrome、Safari、Firefox
記憶と削除
ブラウザにはフォームに入力した ID、アカウント、メールアドレス、パスワードなどの情報を記憶する機能があり、Internet Explorer(IE)ではオートコンプリート 、他のブラウザでは自動入力 などと呼ばれている。
記憶する情報は主に2タイプある。
ID(アカウント名やメールアドレス)とパスワード
フォームの入力データ(住所や電話番号など)
記憶したこれらの情報は自分で削除できる。
閲覧履歴データの削除については
閲覧履歴データの消去、Cookie、キャッシュファイルの削除
をご覧ください。
以下各ブラウザごとに記す。
目次
Microsoft(Edge、IE)
Google Chrome
Safari
Firefox
Microsoft
Edge 109 など
記憶したID/パスワードを削除
ウィンドウ右上の「…」をクリックし、「設定」をクリックする。
設定メニューから「プロファイル」→「パスワード」と進む。
「保存されたパスワード」の項目にパスワードを保存したサイトの一覧が表示される。
各サイト右端にある「…」から「削除」を選択するとパスワードを削除できる。
目マーク👁️をクリックした後、PINなどのパスワードを入力すると、記憶したパスワードを表示できる。
「編集」でユーザー名とパスワードが変更できる。
ID/パスワードを記憶しないようにする
「…」→「設定」→「プロファイル」→「パスワード」にある「パスワードの保存を提案」をオフにするとパスワードを保存しなくなる。
その他プロファイルでは、「個人情報」にて電話番号、メールアドレス、住所など、「お支払い情報」にてカード情報の自動入力オン・オフが選べる。
デフォルトではこれらはオンになっているが、個人的にはパスワード以外の項目はオフにしておくことをおすすめする。
Internet Explorer 11, 10
記憶したID/パスワードを削除
右上のギアマークまたはメニューの「ツール」→「インターネット オプション」で「全般」タブの「閲覧の履歴」にある「削除」ボタンをクリック。
「フォーム データ」、「パスワード」をチェックし「削除」を選択すると、それぞれの情報を削除できる。
記憶した情報はすべて消える。
Windows 8以降のIE10以降では記憶したパスワードをサイトごとに個別に消去できるようになった。
まず、「インターネット オプション」で「コンテンツ」タブの「オートコンプリート」にある「設定」ボタンをクリック。
「パスワードの管理」ボタンをクリックすると各サイトで記憶した情報が表示されるので、▼ボタンをクリックして「削除」をクリックする。
ID/パスワードを記憶しないようにする
「ツール」→「インターネット オプション」で「コンテンツ」タブの「オートコンプリート」にある「設定」ボタンをクリック。
「アドレスバー」、「フォーム」、「フォームのユーザー名およびパスワード」など、記憶させたくない項目のチェックを外す。
ID/パスワードを間違えて入力した場合や変更したい場合、ID/パスワードを再度キーボードで入力しなおしサイト等にログインすると自動的に新しいものに入れ替わる。
その際、IDやパスワードが同じ文字列であっても、キーボードから文字を入力する。
IE9も多少メニューが異なるが手順は基本的に同じ。
Google Chrome
Chrome 109 など(パソコン版)
記憶したID/パスワードを削除
ウィンドウ右上の「︙」マークをクリックし、「設定」を選択する。
設定メニューから「自動入力」→「パスワードマネージャー」と進む。
「保存したパスワード」の項目にパスワードを保存したサイトの一覧が表示される。
各サイト右端にある「…」から「削除」を選択するとパスワードを削除できる。
目マーク👁️をクリックした後、PINなどのパスワードを入力すると、記憶したパスワードを表示できる。
「パスワードを編集」でユーザー名とパスワードが変更できる。
また、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」と進み、「詳細設定」タブでもパスワードを削除できるが、この場合すべてのサイトのパスワードがいっぺんに消える。
ID/パスワードを記憶しないようにする
「自動入力」→「パスワードマネージャー」にて、「パスワードを保存できるようにする」でオン・オフの設定ができる。
「自動入力」では、「お支払い方法」にてクレジットカード情報、「住所やその他の情報」にて電話番号、メールアドレス、住所などの情報の自動入力オン・オフが選べる。
Chrome 109(Android スマホ版)
記憶したID/パスワードを削除
Chromeを起動後、ブラウザ右上の「︙」をタップして「設定」を選択する。
「パスワードマネージャー」をタップするとパスワードを保存したサイトが表示される。
サイトを選択した後、画面最上部に表示されているゴミ箱マーク🗑️をタップするとパスワードを削除できる。
また、この画面にてユーザー名とパスワードの編集も可能。
目マーク👁️をタップするとパスワードを表示できる。
ID/パスワードを記憶しないようにする
「設定」→「パスワードマネージャー」にて「パスワードの保存」をオフにする。
「設定」では、パソコン版と同様「お支払い方法」や「住所やその他の情報」の自動入力オン・オフが設定できる。
また、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」と進み、「詳細設定」タブでもパスワードを削除できるが、この場合すべてのサイトのパスワードがいっぺんに消える。
Safari
Safari(iOS / iPhone、iPad)
記憶したID/パスワードを削除
ブラウザではなく本体の「⚙️設定」→「🔑パスワード」をタップする。
パスワードを保存したサイトを選択し、「パスワードを削除」で削除できる。
「設定」→「Safari」にはパスワードの項目がないので注意する。
ただし、クレジットカード情報は「設定」→「Safari」→「自動入力」にある。
ID/パスワードを記憶しないようにする
本体の「設定」→「パスワード」をタップする。
「パスワードを自動入力」をオフにする。
Safari 9(Mac版)
メニューの「Safari」→「環境設定」の「パスワード」タブでパスワードの削除。
「自動入力」タブで「ユーザ名とパスワード」のチェックを外すと。パスワードを記憶しなくなる。
Firefox
Firefox 109 など
記憶したID/パスワードを削除
メニューバーを表示している場合、「ツール」→「設定」をクリックする。
メニューバーを表示していない場合、右上の≡マークから「設定」をクリックする。
その後、「プライバシーとセキュリティ」タブの「ログインとパスワード」にある「保存されているログイン情報」ボタンをクリックする。
サイトを選んで個別に情報を削除する。
パスワードを忘れてしまった場合は、目マーク👁️をクリックするとパスワードを表示できる。
ID/パスワードを記憶しないようにする
上記「プライバシーとセキュリティ」タブの「ログインとパスワード」にある「ウェブサイトのログイン情報とパスワードを保存する」のチェックを外す。
Firefox 55 以前
記憶したID/パスワードを削除
メニューバーを表示している場合、メニューの「ツール」→「オプション」を選び、「セキュリティ」タブで[保存されているログイン情報]をクリック。
古いバージョンでは[保存されているログイン情報]は[保存されているパスワード]と書かれている。
メニューバーを表示していない場合、右上のメニューアイコン(≡マーク)から「オプション」を選び、「セキュリティ」タブで[保存されているログイン情報]をクリック。
サイトを選んで個別に情報を削除するか、「すべて削除」ですべての情報を削除する。
パスワードを忘れてしまった場合は、[パスワードを表示する]ボタンをクリックするとパスワードを表示できる。
ID/パスワードを記憶しないようにする
上記「セキュリティ」タブで[サイトのログイン情報を保存する]のチェックを外す。
Opera
Opera 33、32
ウィンドウ左上の[Opera]ボタンをクリックしてメニューを表示し、[設定]を選択。
左側のメニュー(タブ)の「プライバシーとセキュリティ」を選択し、プライバシーにて[閲覧データを消去]をクリック。
期間、パスワード、自動入力データなど必要なものを選択し、[閲覧データの消去]をクリック。
プライバシーの下にある自動入力やパスワードの項目にて、保存されたパスワードや自動入力の有効・無効を切り替えられる。