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ブラウザで記憶したパスワードを消す方法、オートコンプリートをリセット

更新:

ホームページ上で入力したIDやパスワードの記憶を消す方法、自動入力の有効・無効化(オン・オフ)の設定。
対象:Windows 11、iPhone/iOS、Android、Edge、Chrome、Safari、Firefox

記憶と削除

ブラウザにはフォームに入力した ID、アカウント、メールアドレス、パスワードなどの情報を記憶する機能があり、Internet Explorer(IE)ではオートコンプリート、他のブラウザでは自動入力などと呼ばれている。 記憶する情報は主に2タイプある。

  • ID(アカウント名やメールアドレス)とパスワード
  • フォームの入力データ(住所や電話番号など)

記憶したこれらの情報は自分で削除できる。 閲覧履歴データの削除については 閲覧履歴データの消去、Cookie、キャッシュファイルの削除 をご覧ください。

パスワードの消去方法はブラウザのバージョンによって異なる。 ここでは記事執筆時点の最新版を対象としている。

Edge

記憶したID/パスワードを削除

  1. ウィンドウ右上の「…」をクリックし、「設定」をクリックする。
  2. 設定メニューから「プロファイル」→「パスワード」と進む。 ここにパスワードを保存したサイトの一覧が表示される。
  3. 各サイト右端にある「>」を選択するとPCログイン時のパスワードやPINを要求される場合があるので入力する。
  4. その後「削除」をクリックしてパスワードが削除できる。
  5. 目マーク👁️をクリックすると記憶したパスワードが表示できる。 「編集」でユーザー名とパスワードが変更できる。

ID/パスワードを記憶しないようにする

「…」→「設定」→「プロファイル」→「パスワード」と進み「設定」をクリックする。 ここにパスワードの自動保存などの設定がある。 その他プロファイルでは、「個人情報」にて電話番号、メールアドレス、住所など、「お支払い情報」にてカード情報の自動入力オン・オフが選べる。 デフォルトではこれらはオンになっているが、個人的にはパスワード以外の項目はオフにしておくことをおすすめする。

Google Chrome

Chrome(パソコン版)

記憶したID/パスワードを削除
  1. ウィンドウ右上の「︙」マークをクリックし、「設定」を選択する。
  2. 設定メニューから「自動入力とパスワード」→「Googleパスワードマネージャー」と進む。 ここにパスワードを保存したサイトの一覧が表示される。
  3. 各サイト右端にある「>」を選択するとPCログイン時のパスワードやPINを要求される場合があるので入力する。
  4. その後「削除」をクリックしてパスワードが削除できる。 目マーク👁️をクリックすると記憶したパスワードが表示できる。
  5. 「編集」でユーザー名とパスワードが変更できる。 また、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」と進み、「詳細設定」タブでもパスワードを削除できるが、この場合すべてのサイトのパスワードが全部消える。

ID/パスワードを記憶しないようにする
「自動入力とパスワード」→「Googleパスワードマネージャー」と進み左メニューにある「設定」をクリックする。 ここにパスワードの自動保存などの設定がある。 「自動入力」では、「お支払い方法」にてクレジットカード情報、「住所やその他の情報」にて電話番号、メールアドレス、住所などの情報の自動入力オン・オフが選べる。

Chrome(Android スマホ版)

記憶したID/パスワードを削除
  1. Chromeを起動後、ブラウザ右上の「︙」をタップして「設定」を選択する。
  2. 「パスワードマネージャー」をタップするとパスワードを保存したサイトが表示される。
  3. サイトを選択した後、画面最上部に表示されているゴミ箱マーク🗑️をタップするとパスワードを削除できる。 また、この画面にてユーザー名とパスワードの編集も可能。 目マーク👁️をタップするとパスワードを表示できる。

ID/パスワードを記憶しないようにする
「設定」→「パスワードマネージャー」にて「パスワードの保存」をオフにする。 「設定」では、パソコン版と同様「お支払い方法」や「住所やその他の情報」の自動入力オン・オフが設定できる。 また、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」と進み、「詳細設定」タブでもパスワードを削除できるが、この場合すべてのサイトのパスワードが全部消える。

Safari(iOS / iPhone、iPad)

記憶したID/パスワードを削除

ブラウザではなく本体の「⚙️設定」→「🔑パスワード」をタップする。 パスワードを保存したサイトを選択し、「パスワードを削除」で削除できる。 「設定」→「Safari」にはパスワードの項目がないので注意する。 ただし、クレジットカード情報は「設定」→「Safari」→「自動入力」にある。

ID/パスワードを記憶しないようにする

本体の「設定」→「パスワード」をタップする。 「パスワードオプション」をタップして進み「パスワードとパスキーを自動入力」をオフにする。

Firefox

記憶したID/パスワードを削除

  1. メニューバーを表示している場合、「ツール」→「設定」をクリックする。 メニューバーを表示していない場合、右上の≡マークから「設定」をクリックする。
  2. その後、「プライバシーとセキュリティ」タブの「ログインとパスワード」にある「保存されているログイン情報」ボタンをクリックする。 サイトを選んで個別に情報を削除する。 パスワードを忘れてしまった場合は、目マーク👁️をクリックするとパスワードを表示できる。

ID/パスワードを記憶しないようにする

上記「プライバシーとセキュリティ」タブの「ログインとパスワード」にある「ウェブサイトのログイン情報とパスワードを保存する」のチェックを外す。

Internet Explorer 11, 10

記憶したID/パスワードを削除

右上のギアマークまたはメニューの「ツール」→「インターネット オプション」で「全般」タブの「閲覧の履歴」にある「削除」ボタンをクリック。 「フォーム データ」、「パスワード」をチェックし「削除」を選択すると、それぞれの情報を削除できる。 記憶した情報はすべて消える。 Windows 8以降のIE10以降では記憶したパスワードをサイトごとに個別に消去できるようになった。 まず、「インターネット オプション」で「コンテンツ」タブの「オートコンプリート」にある「設定」ボタンをクリック。 「パスワードの管理」ボタンをクリックすると各サイトで記憶した情報が表示されるので、▼ボタンをクリックして「削除」をクリックする。

ID/パスワードを記憶しないようにする

「ツール」→「インターネット オプション」で「コンテンツ」タブの「オートコンプリート」にある「設定」ボタンをクリック。 「アドレスバー」、「フォーム」、「フォームのユーザー名およびパスワード」など、記憶させたくない項目のチェックを外す。 ID/パスワードを間違えて入力した場合や変更したい場合、ID/パスワードを再度キーボードで入力しなおしサイト等にログインすると自動的に新しいものに入れ替わる。 その際、IDやパスワードが同じ文字列であっても、キーボードから文字を入力する。 IE9も多少メニューが異なるが手順は基本的に同じ。


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