デバイスドライバの手動インストール、古いハードウェアの追加
更新:
プリンタ、スキャナ、グラフィックスボード、サウンド機器などのドライバを手動でインストールする方法。
対象 : Windows 10/8.1/7/Vista/XP
ドライバのインストール
基本的にWindows 10などでは、機器のUSBコネクタをPCに挿せば自動的に機器が認識されてドライバがインストールされる。
別途ドライバのインストールが必要な場合は、以下の方法でインストールする。
- インストーラーを使用する場合
使用する機器のメーカーが提供しているドライバがインストーラー形式であれば、それを使用してインストールする。
使用しているWindowsのバージョンがドライバと合わずインストールできない場合は
互換モード
を試す。
互換モードはインストーラー(EXEファイル)を右クリックして[プロパティ]をクリック。
その後、[互換性]タブにある互換モードから[互換モードでこのプログラムを実行する]をチェックし、Windows 7 などドライバをダウンロードしたときに選択したOSを選ぶ。
ここで必要であれば[管理者としてこのプログラムを実行する]もチェックする。
- デバイスマネージャーを使用する場合
デバイスマネージャーはコントロールパネルなどから起動できる。
基本的にPCに機器を接続すると、接続した機器がデバイスマネージャーに表示される。
ただ、ドライバが正しくインストールできなかった場合は、該当デバイスのアイコンに!マークが表示される。
ここでドライバをインストールするには、デバイスマネージャーに表示されている該当デバイスをダブルクリックするか、右クリックして[プロパティ]を選択。
[ドライバ]タブの[ドライバの更新]→[コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します]をクリック。
[参照]で必要なドライバがあるフォルダを指定して[次へ]をクリック。
「このデバイスソフトウェアをインストールしますか?」のウィンドウで[インストール]をクリック。
手動でドライバをインストール
通常前述の方法でドライバをインストールできるが、古い機器などではインストーラーがなく、DLLやINFファイルのみの場合や、デバイスマネージャーに機器が表示されない場合がある。
その場合は以下の方法で手動でインストールする。
- [Win]+[R]キー、またはスタートメニューなどから[ファイル名を指定して実行]を起動。
- テキストボックスに[hdwwiz]と入力して[OK]をクリックすると、[ハードウェアの追加ウィザードの開始]が表示される。
- [次へ]→[一覧から選択したハードウェアをインストールする]で該当するハードウェアを選択して[次へ]をクリック。
- [ディスク使用]→[参照]でドライバのINFファイル(拡張子.inf)などを選択し、その後指示通りインストールする。
ただし、使用しているPCの環境によってはインストールできない。
Windows XP ではコントロールパネルに[ハードウェアの追加]があり、同様の操作ができる。