Intel Xeon 3060(LGA775)、GIGABYTE GA-G31M-ES2L、GeForce GTS250 - 自作PC
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Intel Xeon 3060(LGA775)、GIGABYTE GA-G31M-ES2L、NVIDIA GeForce GTS250、Windows 7(64bit) などを使った自作PC。
自作した理由
- 理由1
2009年12月、PCのパーツを集めて新しいデスクトップPCを作った。
自作したのは10年ぶり。
当時は、Windows 2000 + Pentium III の時代。
最近は、HPやDELL、PCショップなどのBTOパソコンが安く手に入るので、自作する気がなかったが、記事のネタになるのであえて自作した。
- 理由2
自宅に使わなくなった1Uタイプのサーバがあるが、これをそのままデスクトップPCとして使うのは、さすがに勝手が悪い。
ただ、サーバに使われているパーツを放置するのはもったいない。
このサーバには、Intel Xeon 3060(Dual Core)のCPU、SATA2のHDDなどが使われている。
今回は、これらのパーツを生かしつつ、足りないパーツを買い足してPCを組み立てた。
- 理由3
今まで使用していたPCのスペックは、Windows XP + Intel Celeron 2.6GHz + メモリ1G。
IE8でYouTubeの動画を3つくらい同時に再生させると、IEがほぼ動かなくなる程度のスペック。
Firefoxならもう少し動画を同時再生できる。
私のPCの主な用途は、ネットやテキストの編集ぐらいだが、最近PCの動作速度にやや不満を感じていて新しいPCがほしくなった。
- 理由4
体感だがHDDの状態が悪くなってきている気がした。
CrystalDiskInfoでは、特にHDDに異常はない。
データのバックアップは行っているが、突然HDDが死んでしまうとショックが大きいので、早めに新しいPCを用意した。
使用したパーツ
PCを自作するにあたり、条件は以下の通り。
- OSは Windows 7(64bit) にする。
- OSとアプリケーションを快適に動かすためにメモリは最低4GBはほしい。
- サーバに使われていたパーツに関しては、CPU、HDD、DVDドライブを利用する。
- グラフィック出力はオンボードのものは使用せず、そこそこ良いビデオカードを使用する。
- ケースは、昔自作したPCのATXのケースを利用する。
- 液晶モニター、キーボード、マウスは、今まで使用していたものを使用する。サウンド、LANなどはオンボードのものを使用する。
そこで今回購入したものは、電源、マザーボード、CPUクーラー、ビデオカード、OS、メモリで、合計約48,000円。
現在、Core i7など仕様が新しく高性能な製品があるが、今回は再利用するパーツの仕様に合わせてハイスペックなPCは作らず、なるべく値段が安くそこそこ性能が良いPCを作ることにした。
CPUは、サーバから Xeon 3060 を取り外して使用。Xeon 3060は、スペック的にはCore 2 Duo E6600と近い。
マザーボードは、GIGABYTE の GA-G31M-ES2L を購入。このマザーボードは、対応するCPUとしてXeonが含まれていないが、Xeon 3060のソケットはデスクトップ向けCPUのCore 2シリーズと同じLGA775なので、おそらく大丈夫だろう。
パーツ |
スペック |
製作日 |
2009-12-06 |
CPU |
Intel Xeon 3060 【2.40GHz、2コア、L2:4MB、FSB1066MHz、TDP65、LGA775】 |
マザーボード |
GIGABYTE GA-G31M-ES2L 【MicroATX、LGA775、Intel G31+ICH7、DDR2、SATA3.0G、Ultra ATA 100、Intel GMA 3100、LAN:10/100/1000M】 |
メモリ |
CFD W2U800CQ-2GL5J(2GB 2枚組) 【DDR2-800(PC2-6400)合計4GB】 |
ビデオカード |
玄人志向 GF-GTS250-E512HD/GRN(PCIExp 512MB) 【NVIDIA GeForce GTS 250、GDDR3 512MB、PCIExp 16X、D-SUBx1 DVIx1 HDMIx1】 |
HDD |
WESTERN DIGITAL WD2500JS-75NCB3 【SATA2、3.5インチ、250GB、7200rpm】 |
サウンド |
オンボード Realtek ALC883 |
CPUクーラー |
サイズ Type340 【LGA 775】 後日 サイズ KABUTO SCKBT-1000 に換装 |
電源 |
サイズ 剛力2プラグイン GOURIKI2-P-600A 【ATX12V Ver.2.3、EPS12V、600W】 |
ケース |
ATXケース(製品名・メーカー不明) |
OS |
Windows 7 Home Premium 64bit |
モニタ |
DELL E207WFP 【20.1インチワイド、1680x1050】 |
PCの組み立て手順
- PCケース、電源
PCケースに付いていた古い仕様の電源(20ピンのもの)をケースから取り外し、新たに購入した電源をケースに装着。
電源を入れるためのスイッチは、もとからケースに付いているものを使用。
スイッチ類(電源オン、リセット、HDDランプなど)は、昔と仕様が同じらしい。
- マザーボード、メモリ、CPU
メモリ、CPUは、特に問題なくマザーボードに装着完了。
最初は、オンボードのグラフィックを使用してPCの動作確認をしたいので、マザーボードにビデオカードは取り付けなかった。
そして、CPUクーラーの取り付けを行った際に問題が発生した。
CPUクーラーをマザーボードに取り付けようとすると、CPUクーラーの側面がマザーボードの一部の電子部品にわずかに当たってしまう。
悩んだ挙句、CPUクーラーの側面の角を金属のヤスリで削り、3mm程度面取りを行った。
これでなんとかマザーボードにCPUクーラーを装着できた。
- HDD、DVDドライブ
各ドライブ類をケースに取り付ける。
- 配線
PCケースにマザーボードを取り付け、その後仕様通りに配線を行う。
最近のパーツの取扱説明書は、日本語の解説がよくできている。
付属のケーブル類も充実していて感心する。
- OSのインストール
PCに、電源ケーブル、モニター、マウス、キーボード、LANケーブルなどを接続して電源を投入。
BIOSの情報を調整。
その後、Windows 7のインストールDVDをドライブに入れてインストール開始。
特に問題なくWindows 7をインストールでき、正常にPCが動作した。
できればOSのインストール前に、
Memtest86などでメモリのチェック
を行った方が良い。
- ドライバやWindowsのアップデート
BIOSやグラフィックのドライバ、OSなどを最新のものにアップデートする。
この時点で、ビデオカード(GeForce GTS250)はマザーボードに装着していない。
とりあえず、NVIDIAのサイトからGTS250の最新のドライバをダウンロードする。
PCの電源を落とした後、マザーボードにビデオカードを取り付けて配線し、モニターのケーブルをビデオカードに接続してPCを起動。
その後、GTS250のドライバをインストール。
以上で自作PCが完成した。
私が今までWindows XP(32bit)で使用していたソフトは、今のところこの自作PC上で問題なく動作している。
ベンチマークテスト
このPCで行ったベンチマークテストは
ベンチマークテスト - Windows 7(64bit), Intel Xeon 3060(Core2), NVIDIA GeForce GTS250
をご覧ください。