ブラウザの言語設定、日本語が表示されない場合の対処方法。
対象:Windows 11、iOS/iPhone、Android、Chrome、Safari、Firefox
サイトによっては、ブラウザの言語設定をもとに各言語に対応したアプリケーションをダウンロードさせている場合がある。 もし英語など日本語以外の言語を使っているとサイト側が判断すると、英語版がダウンロードされる場合がある。 その際は、ブラウザの言語設定を変えてみることをオススメする。
ブラウザだけでなくWindows(OS)の言語表示が英語などになってしまう場合は、 Windows OSの言語設定、表示を日本語に戻す。英語になる? をご覧ください。
言語設定はブラウザのバージョンによって異なる。 ここでは記事執筆時点の最新版を対象としている。
ここで言うブラウザの言語設定とは、ブラウザ使用者が利用する言語の設定であり、エンコーディングの設定ではない。 通常はブラウザのインストール時に、WindowsなどのOSで利用している言語が自動的に設定される。 ブラウザで設定した言語の情報は、HTTPヘッダの Accept-Language や JavaScript を使用して取得できる。 サイトの中には、この情報を元に英語や日本語の表示を自動的に変えており、特に多言語に対応したサイトはそのようになっている場合が多い。 ページ上に言語の選択項目があれば良いが、不親切なサイトは強制的にブラウザの使用言語のみで表示する。 日本人でもサイトを英語で見たい場合もあるが、日本語しか表示できないことがある。 そういう時は、言語設定を "英語 (米国) [en-US]" などに変えると英語で見られる場合がある。 英語環境の人しか登録させてくれないサイトもあるので、その場合も言語設定を英語にすれば登録できる場合がある。
多言語に対応したサイトの場合、ブラウザの言語設定が "ja-JP" か "ja" であれば、たいてい日本語でサイトが表示されるようになっている。 しかし、一部のサイトでは "ja" のみ日本語を表示し、"ja-JP" は英語などが表示されてしまうことがある。 そういう時は、言語設定を "ja" に変えるとサイトが日本語で表示される場合がある。 また、ブラウザが返す言語設定の値は JavaScript と HTTPヘッダで異なる場合がある。
追加した言語は、各言語の右端にある「…」から上下へ動かして優先順位を変更したり、削除できる。 ただし、OSの初期値として設定されている言語(日本語など)は削除できない。 また、Chromium版以前の旧Edgeは、Windowsの言語設定がそのまま反映される仕様だった。
基本的な手順はPC版と同じ。 「言語の追加」で追加可能。 優先順位の変更は、各言語を長押し(ホールド)して移動する。 右端の「︙」マークは削除のみ。
Internet Explorer 9
右上のギアマークまたはメニューから「ツール」→「インターネット オプション」で「全般」タブの「言語」をクリック。
"日本語 [ja]" が一般的な設定。
環境によっては "日本語 (日本) [ja-JP]" になっていることがある。
もし [ja-JP] を [ja] にする場合は、「追加」ボタンをクリックし、言語の一覧から "日本語 [ja]" を選択する。
私のPC(Windows 7)では [ja-JP] が初期状態でセットされていた。
英語を設定する場合は、"英語 (米国) [en-US]" や "英語 [en]" などを選ぶ。
複数の言語を登録しておき、「上へ」「下へ」ボタンで言語の優先順位を変更できる。
上にあるものほど優先度が高い。
また、「追加」ボタンをクリックした後、「ユーザー定義」で言語設定を自作することもできる。