海外旅行も良いが、ただ見るだけでは何か物足りない。 もっと現地の生活に近いところに触れたい。 そのためには何が良いか考えた結果、ホームステイをすることにした。 これは、2004年3月、アメリカのペンシルベニア州でホームステイしたときの記録である。 当時デジカメを持っておらず、フイルム式のカメラで撮ったため撮影枚数が少ない。
ペンシルベニア州は、ニューヨーク州やニュージャージー州に隣接している。 日本からは成田空港からニューヨークにあるJFK空港へ行き、そこから送迎の車でホストファミリーの家まで行く。 ニューヨーク州に接しているといってもかなり遠く、時間がかかる。
ニューヨーク市街地から少し離れるだけで自然が多い。 日本の東京とその近郊のように、電車や車で長時間移動しても建物が続く光景は珍しいようだ。
ペンシルベニア州は森や山が豊富で、野生のリスや鹿を見かける。 車に轢かれたリスもよく見かける。 コーン畑など畑も多い。 ただ、農家を継ぐ人が減っているという話を聞いた。
滞在先の近くにはデラウェア川という大きな川が流れている。
ペンシルベニア州の州都はハリスバーグだが、最大の都市はフィラデルフィアである。 車で連れて行ってもらった。 観光名所として自由の鐘があり、街の中はニューヨーク同様観光客が多い。 英語ではリバティベルという。 自由の鐘はアメリカ独立宣言を記念して鳴らされた鐘で、アメリカのシンボル的な存在。 海外の観光客だけでなく、アメリカ国内からの観光客も多い。
ペンシルベニア州からニューヨークまで遠いが、ニューヨーク市内へも連れて行ってもらった。
ニューヨーク5番街は東京23区内のように観光客のほか、ビジネスマンなど人が多い。 日本でもお馴染みの吉野家やスターバックスがある。
ニューヨークにある有名な超高層ビル「エンパイア・ステート・ビルディング」へ上った。 ニューヨークを象徴するビルの1つである。 2001年9月11日、テロによりワールドトレードセンターが崩壊したので、ニューヨークで一番高い建物になった。 地上高は443.2m。
フランスのエッフェル塔と同様、屋外展望台があり、ニューヨーク市街を360度見渡せる。 写真左がセントラルパーク方面、右が自由の女神方面。
ワールドトレードセンター跡地、いわゆるグラウンドゼロも見てきたが工事をしていた。
ロックフェラーセンター周辺は歩いただけ。 中心部の広場には国連加盟国などの多くの国旗が掲げられている。 この広場は冬季にアイススケートリンクになるが、3月はまだスケートリンクがあり、スケートをしている人がいた。
セント・パトリック大聖堂は、マンハッタン・ミッドタウンにある聖堂教会で、カトリック教会。 ロックフェラーセンターのすぐ近くにある。 ニューヨークの観光名所となっている。
周りは近代的なビルに囲まれていて、不思議な雰囲気である。
アメリカ自然史博物館にも連れて行ってもらった。 ニューヨークの有名な公園「セントラルパーク」の前にある。
アメリカ自然史博物館は科学博物館で、動物、植物、鉱石、石器、天文などに関する品が展示されている。