2004年3月、フランスのパリを観光したあと、ユーロスターに乗りロンドンにやってきた。 パリと同様、観光名所はわりと固まっているので、歩いて順番にまわれる。
ロンドンのシンボルと言えばビッグベンだろうか。 ロンドンをイメージする映像としてよく登場する。 ビッグベンはウェストミンスター宮殿に付属する時計台の愛称。
テムズ川をはさみ、すぐ近くにはロンドンアイという観覧車がある。 ロンドンアイからロンドンの街を一望できる。
土日のテムズ川沿いは、観光客や大道芸人、ジョギングをしている人など多くの人で賑わっていた。
タワーブリッジはテムズ川にかかる有名な橋。 ビッグベンと並び、ロンドンの象徴としてテレビ等でもよく登場する。 橋の名前は知らなくても、この橋を映像などで見たことがある人は多いだろう。 橋の内部は入ることができ、歴史博物館として展示物などがある。
すぐ近くには世界遺産に登録されているロンドン塔という中世の城塞があり、昔の王冠や武器が展示されている。 日本から献上された鎧も展示されている。 なぜかロンドン塔の写真を撮り忘れていた。
大英博物館は世界最大の博物館の一つ。 エジプト、ギリシャ、ローマの古代の品が多く、ロゼッタストーン、ミイラ、壁画、神殿の彫刻品などがある。
バッキンガム宮殿では、決まった時間になると近衛兵の行進が始まる。 赤色の制服が有名だが、写真の制服は冬バージョンで、コートを着ている。 宮殿周辺には広い公園がたくさんあり綺麗。 英国らしい雰囲気が感じられる。
トラファルガー広場、ピカデリーサーカス周辺は人が多い。
ここにはナショナルギャラリーという美術館があり、なんと無料で入れる。 ここにはレオナルド・ダ・ヴィンチ、モネ、ルノワール、ゴッホなどの有名な絵画が数多くある。 ゴッホの「ひまわり」が有名。
セントポール大聖堂はロンドンにある有名な聖堂。 地下には著名な人たちの墓碑がある。
写真は順にウェストミンスター寺院、ウェストミンスター大聖堂。 ウェストミンスター寺院は世界遺産に登録されている。 こういった建造物を見るのも楽しい。
シャーロック・ホームズ博物館はベーカー街にある。 小説の中ではベーカー街221Bにシャーロック・ホームズが住んでいた。 館内には家具や本、ペンなどが展示されている。 机の上に落書き帳のようなものがあり、観光客はこれに記念として自分の名前などをサインしている。
ベーカーストリートには、マダム・タッソー蝋人形館もあり、これも観光名所となっている。 世界の有名人の蝋人形が展示されている。 かなり精巧に造られている。
宿泊先のホテルの近くには、キングスクロス駅とセントパンクラス駅という2つの駅が並んでいた。 キングスクロス駅はハリーポッターで有名だが、私は小説も映画も観ていないから知らなかった。 ハリーポッターでは列車の番線として「9¾番線」が登場する。 映画の撮影後、キングスクロス駅には「PLATFORM 9 3/4」という標識が掲げられている。
赤レンガのセントパンクラス駅は、夜になるとライトアップされて綺麗。 駅舎の見た目はこちらの方が美しい。
ロンドンは建物だけでなく、赤い2階建てバスと黒塗りのタクシー通称ブラックキャブという有名な乗り物がある。 特に行くあてもなかったが、とりあえず乗っておいた。
ロンドンバスは赤色を基調として、ダブルデッキのほかシングルデッキタイプもあり、新旧様々な形がある。 Wikipedia のロンドンバスの項目に詳しく書かれている。
タクシーは正式にはハックニーキャリッジといい、ロンドンブラックタクシーという愛称がある。