EMEAとは Europe, the Middle East and Africa の略で、ヨーロッパ、中東、アフリカを意味する。 ビジネスやマーケティングなどで地域を示す言葉として使われる。 例えば「EMEA地域におけるA社の製品のシェアは30%である」などのように使われる。 読み方は人それぞれで、YouTubeを観ると海外では「いみーあ」や「えみーあ」と発音しているようで、「いみー」のように最後の「あ」がないか、聞こえづらいものもあり、そのまま「いーえむいーえい」と読む人も見かけた。 地域は英語でregionで、リージョンと読む。 地域を表す略称としては EMEA の他に以下のようなものがある。
以下は、世界経済フォーラムなどの統計資料に記載されていた地域を表す略称。 上記の LATAM も使われている。
英語ではEMEA地域は EMEA region、MENAP諸国は MENAP countries といったように記される。
MENA(みーな)は、中東、北アフリカといった紛争や貧困等が話題となる地域。 世界銀行によると、MENA の3億人のうち約23%が1日2ドル未満で生活しているという。 具体的どの国や地域を指すかは企業や団体等により異なり、世界銀行は以下の21地域を定義している。
アルジェリア、 バーレーン、 ジブチ、 エジプト、 イラン、 イラク、 イスラエル、 ヨルダン、 クウェート、 レバノン、 リビア、 マルタ、 モロッコ、 オマーン、 カタール、 サウジアラビア、 シリア、 チュニジア、 アラブ首長国連邦、 ウエストバンク&ガザ、 イエメン。
BRICs(ぶりっくす)とは、ブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国を指す言葉。 Brazil、Russia、India、China の各頭文字をとって名づけられた。 最後の s は複数形の s 。 今後の成長地域の代名詞として2004年頃から使われた。 経済ニュースなどでよく耳にする。 のちに南アフリカ共和国も加えて BRICS と S を大文字で書いたものも使われるようになった。