株の配当金でスマホを買う

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長い間株取引をせず、適当な株を所有したままになっていたが、放置するなら配当金が多い銘柄にしようと思い、いったん売却した。

銘柄を選ぶ際はヤフーファイナンスの 配当利回り ランキングが参考になる。 景気や会社の業績が悪化する可能性もあるし、株価自体が下落することもあり得るので、銘柄を選ぶ際は利回りだけでなく、安定性も重要となる。 インフラ系は比較的安定とされ、遠い昔は電力会社が有力候補だったが、3.11の東日本大震災で無配となった。 そういった投資家やアナリストにも予測不可能な事態が起こる可能性もある。 また、これまで日産自動車は配当が良かったが、2018年11月にカルロス・ゴーン元会長が逮捕され、今後どうなるか不透明だ。

あまり欲は出さないが、できれば利回り3%以上で何か良い銘柄はないかと物色していたところ、ゆうちょ銀行が目に入った。 2018年11月30日現在、1株配当が50円で、利回り3.8%となっている。 株価が1,317円の場合、単元の100株購入するには約13万円が必要で、その際の配当金は5,000円となる。 ただし、計算には手数料や税金は除いている。 みずほフィナンシャルグループは1株配当7.5円と少ないが、株価が低いので、利回り3.99%となかなか良い。 ただ、前述のように世の中何が起きるか分からないので、銀行系も安泰とは限らない。

そして、これを計算していてふと思ったことがある。 配当金でスマホが買えないかと。 私が今使っているスマホが3年経ち、性能自体は特に不満はないが、バッテリーがへたってきていてちょうど買い替えを検討していた。 SIMフリーの安価な機種なら3万円程度なので、その場合は1年で1万円積み立てれば、3年に1度のペースで買い替えられることになる。 上記のゆうちょ銀行なら200株購入すれば3年で約3万円になる。 というわけでこの計画を実行した。


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