日本のアニメ産業・売上高 2007年 - テレビ、映画、DVD、音楽・出版、インターネット配信、海外販売

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アニメーション製作会社の組織団体「日本動画協会」が発表した日本のアニメ産業の売上高(推計)によると、ビデオ販売が一番大きな売り上げとなっている。
普段テレビでアニメを見ている人でも、アニメのDVDやブルーレイなどを買ったり借りたりする人は少ないと思われるが、アニメ産業としては最も売り上げが大きく、重要な商品となっている。

日本のアニメ産業・売上高 2007年

以下の数値は売上高で、単位は億円。
種別 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年
テレビ 313 401 420 555 475
劇場 51 166 159 307 242
ビデオ制作・権利料 197 163 269 219 180
ビデオ販売 695 620 571 825 805
配信 8 12 16 30 32
商品化 164 188 224 245 215
海外 163 187 196 213 184
音楽・出版 10 27 51 72 81
その他 73 347 343 122 182
合計 1676 2111 2249 2587 2396

インターネットなどの配信や音楽・出版の売り上げが少ない。
おそらくアニメーション制作関連の企業から見た売り上げなので、出版社や小売店から見た売り上げだと、違った数値が出てくると思われる。
アニメーターは、大変な仕事の割りに給料が少ないと言われている。
韓国などの海外の企業に制作を委託する会社も多い。

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