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民間企業の平均給与 2009年 業種別ランキング - 民間給与実態統計調査

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2010年9月、国税庁が「平成21年分民間給与実態統計調査結果について」を発表。
この調査によると、民間の事業所(企業)で最も平均給与が高い業種は、「電気・ガス・熱供給・水道業」。
最も平均給与が低い業種は、「宿泊業,飲食サービス業」。

民間企業の平均給与 2009年 業種別ランキング

この調査は、平成21年12月31日現在で民間の事業所に勤務している給与所得者(所得税の納税の有無を問わない)を対象としている。
平均給与の調査では、民間の事業所に1年を通じて勤務した給与所得者を対象としている。
正社員、パート、アルバイトなど給与所得者の従業上の地位は区分していない。

この調査によると最も平均給与が高い業種は、「電気・ガス・熱供給・水道業」で 630万円。
最も平均給与が低い業種は、「宿泊業,飲食サービス業」で 241万円。
その差、389万円。

あくまで平均だが「電気・ガス・熱供給・水道業」などのインフラ系は給与が良いようだ。
「情報通信業」が3位に入っている。
IT系の企業は、「情報通信業」や「サービス業」あたりに含まれると思うが、「情報通信業」は平均としては給与が良い。
パートやアルバイトなども含む調査のためか、「宿泊業,飲食サービス業」は平均給与が低い。

前年比では、「製造業」が -10.3% で下げ幅が大きい。
唯一前年比プラスだった業種は「不動産業,物品賃貸業」。

順位 区分 平成21年分平均給与
(万円)
対前年伸び率
(%)
1 電気・ガス・熱供給・水道業 630 -6.7
2 金融業,保険業 625 -3.7
3 情報通信業 567 -8.0
4 学術研究,専門・技術サービス業、教育,学習支援業 505 -1.9
5 製造業 444 -10.3
6 建設業 433 -2.5
7 運輸業,郵便業 413 -4.0
8 複合サービス事業 402 -1.7
9 医療,福祉 392 -2.0
10 不動産業,物品賃貸業 389 3.2
11 卸売業,小売業 353 -6.6
12 サービス業 318 -5.9
13 農林水産・鉱業 295 -4.8
14 宿泊業,飲食サービス業 241 -3.6
平均 406 -5.5
国税庁, 平成21年分民間給与実態統計調査結果について)