日本政府観光局(JNTO)による2009年1月の外国人観光客(訪日外国人数)国別、都道府県別のランキング。
日本政府観光局(JNTO)によると、2009年1月の訪日外国人数(訪日外客数)は580,800人だった。
最も多いのが韓国で、129,600人だった。 2位が中国で110,400人、3位が台湾で97,000人と、アジアがトップ3を占める。 アジア以外では4位にアメリカが入っている。
日本から遠いヨーロッパではイギリスが最も多く13,600人となっている。 日本人に人気の観光地フランスからは8,200人。
アジア以外では、アメリカ、オーストラリア、イギリスなど英語圏からの訪問者が多い。 年間を通しても下表の国々がランキング上位となっている。 ここ最近の訪日者数は毎月60~70万人程度となっている。
訪日外客数は旅行者のほか、駐在員とその家族、留学生なども含まれている。
順位 | 国・地域 | 訪日外客数 (2009年1月) |
1 | 韓国 | 129,600 |
2 | 中国 | 110,400 |
3 | 台湾 | 97,000 |
4 | アメリカ | 47,300 |
5 | 香港 | 46,600 |
6 | オーストラリア | 26,900 |
7 | イギリス | 13,600 |
8 | カナダ | 13,500 |
9 | シンガポール | 9,000 |
10 | タイ | 8,700 |
11 | フランス | 8,200 |
12 | ドイツ | 6,500 |
その他 | 63,500 | |
合計 | 580,800 |
日本政府観光局(JNTO)によると、2008年の訪日外国人の訪問地で最も訪問率が高いのは東京で58.9%だった。 2位は大阪で25.0%、3位は京都で21.4%となっている。
この数値にはビジネス目的も含まれているので、大阪、京都を押さえて東京への訪問者が圧倒的に多い。 千葉はディズニーランドの効果か、上位にある。 九州や北海道も外国人観光客に人気があり、これらの地域は比較的訪問率が高い。
主な訪問目的は、観光53.0%、商用29.9%、親族友人訪問9.6%。 主な旅行形態は、団体ツアー40.5%、個人自由形ツアー15.0%、個人旅行42.5%。 主な訪問動機は、ショッピング39.0%、日本食37.0%、温泉32.3%。 リピーター率は50.8%となっている。
このデータは14,963人の外国人へのインタビュー調査の集計値。 訪問率は、回答者全体に占める当該地域を訪問した人の割合。 延べ 100% を超えるので複数回答可能と思われる。
順位 | 都道府県 | 訪問率 (%) |
1 | 東京 | 58.9 |
2 | 大阪 | 25.0 |
3 | 京都 | 21.4 |
4 | 神奈川 | 16.0 |
5 | 千葉 | 11.8 |
6 | 愛知 | 10.1 |
7 | 福岡 | 9.7 |
8 | 兵庫 | 8.1 |
9 | 北海道 | 8.1 |
10 | 奈良 | 6.5 |
11 | 山梨 | 5.9 |
12 | 大分 | 4.9 |
13 | 熊本 | 4.7 |
14 | 広島 | 4.0 |
15 | 長崎 | 3.9 |
16 | 栃木 | 3.6 |
17 | 静岡 | 3.4 |
18 | 長野 | 3.0 |
19 | 岐阜 | 2.7 |
20 | 沖縄 | 2.3 |
延べ訪問率 | 234.6 |