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最も価値のある日本ブランド・BrandZ(2024年)

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イギリスのマーケティング企業カンター・グループ(Kantar Group)が発表した2024年版の「MOST VALUABLE JAPANESE BRANDS」によると、最も価値が高い日本のブランドはトヨタで、評価額は約285億ドル(約4.28兆円)だった。

2位がNTT、3位がソニー、4位がユニクロとなっている。

自動車、金融、不動産、食品などの分野が比較的多くランクインしている。 他のブランドランキングではあまり見かけない業務スーパーやドン・キホーテのほか、飲料のジョージアやアクエリアス、たばこのMEVIUS(旧マイルドセブン)などもランキングに入っている。

Kantar は、消費者への調査や企業の財務データなどからブランド価値をUSドルで数値化し、評価を行っている。 Kantar BrandZ と呼ばれている。 「MOST VALUABLE JAPANESE BRANDS」は、日本の50ブランドが選出されている。 ブランドについてのランキングなので、企業名ではなくブランド名が中心に掲載されている。 よって、ZOZOTOWN、SK-II、LINEといったサービスや商品名なども含まれている。 また、ヤマハは、ヤマハ(株)とヤマハ発動機(株)両方含まれている。

日本円は 1$ = 150円 で換算した。

下表は日本のブランドランキングトップ50。 ブランド名だけだと分かりにくいものは括弧で補足を追加している。 評価額は数値が公開されているものだけ記した。

順位 ブランド名 評価額
(百万$)
1 トヨタ 28,503
2 NTT 22,914
3 ソニー 20,151
4 ユニクロ 13,662
5 セブン-イレブン 11,967
6 ソフトバンク 11,324
7 au(KDDI) 9,027
8 ホンダ 8,534
9 任天堂 7,664
10 MUFG(三菱UFJ) 6,962
11 三井住友銀行 5,607
12 日産 -
13 資生堂 -
14 みずほ銀行 4,334
15 パナソニック -
16 キヤノン -
17 アサヒ(ビール) -
18 イオン -
19 ZOZOTOWN -
20 ゆうちょ銀行 -
21 味の素 2,534
22 ヤクルト 2,497
23 ANA -
24 SK-II -
25 ヤマハ(発動機含む) -
26 ニトリ 1,989
27 佐川急便 -
28 東京海上日動 1,882
29 三井不動産 -
30 キリン(ビール) -
31 ヤマト運輸 -
32 サントリー -
33 GU 1,595
34 ブリヂストン -
35 JAL -
36 業務スーパー 1,488
37 スズキ(自動車) 1,409
38 LINE -
39 楽天 -
40 東急 -
41 三菱地所 -
42 アシックス 1,195
43 住友不動産 -
44 ドン・キホーテ 1,117
45 ジョージア -
46 MEVIUS(たばこ、マイルドセブン) -
47 ヤマダ(電機) -
48 J:COM -
49 ローソン 932
50 アクエリアス -

上昇率上位

ブランド価値が最も上昇したのはMUFGで、前年比+28%。 以下、ユニクロ、みずほ銀行と続く。 順位は上昇率順。

順位 ブランド名 前年比上昇率
1 MUFG(三菱UFJ) +28%
2 ユニクロ +26%
3 みずほ銀行 +23%
4 三井住友銀行 +20%
5 東京海上日動 +20%
6 ドン・キホーテ +18%
7 ヤクルト +18%
8 味の素 +17%
9 ニトリ +15%
10 スズキ(自動車) +4%

出典:Kantar BrandZ「MOST VALUABLE JAPANESE BRANDS」の2024年版。


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