トラックバックの仕様、送信する値
更新:
トラックバックの仕様、ブログやホームページにトラックバックする方法。
トラックバックとは
トラックバックとは、相手のサイトに対して自分のサイトで記事を引用したり、関連記事を書いたことを知らせる機能。
略してTBと呼ばれることがある。
簡単に言うと相手のサイトに自分のサイトへリンクを張る行為。
トラックバックされる側は、自分のサイトに外部へのリンクが増えるだけで特に利点はないが、ブログサービスによってはトラックバックの件数がブログランキングに反映されるところもある。
トラックバックをする側は自分のページへのリンクが増えるので、トラックバックすればするほど自分のページへ流れてくる人を増やせる可能性がある。
ただ、トラックバックの仕組みを利用したスパムが多いので、トラックバックを許可していないサイトや承認制にしているサイトもある。
トラックバックする際は、相手に迷惑がかからないように節度を守って行う。
ブログからトラックバックを送信する方法
ほとんどのブログは、記事を追加する時のフォームにトラックバック先のURLの入力欄があり、そこにURLを記入して送信すればトラックバックできる。
トラックバック先のURLは、多くの場合相手のブログのトラックバック欄にURLが書いてある。
トラックバックの仕様
PHPやPerlなどを用いたプログラムでトラックバックを送信するには、以下の情報をトラックバックしたいURLへPOSTで送信する。
- blog_name : 自分のサイトの名称
- url : 自分の記事のURL
- title : 自分の記事のタイトル
- excerpt : 自分の記事の要約
この4つの変数名は世界共通の仕様で、別の変数名に変えるとトラックバックを受け取ってもらえない。
PHPの場合は、fsockopen() などの関数を使ってPOSTで送信できる。
HTMLのformでも送信できる。
<form name="sample" method="post" action="トラックバック先のURL">
<input type="text" name="blog_name">
<input type="text" name="url">
<input type="text" name="title">
<input type="text" name="excerpt">
<input type="submit" name="送信">
</form>
トラックバックのレスポンス
トラックバックを送信すると、送信先のサーバ(プログラム)から以下のような結果が返ってくる。
<?xml version="1.0" encoding="iso-8859-1"?>
<response>
<error>0</error>
</response>
<error>は、0が成功、1がエラー。
応答がない場合もある。
エラーの原因としては以下のようなことが考えられる。
- 送信する変数名が間違っている。
- 送信先のサーバが落ちている。
- トラックバックする自分のページに相手のページのURLが含まれていないとトラックバックできないサイトがある。