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コアサーバーのCPU、メモリのスペック変遷

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レンタルサーバーは時代に合わせてサーバーが新しいものにリプレイス(交換)されることがある。 その際、CPU、メモリ、ストレージ容量などのスペック(性能)が良くなる場合がある。

2024年9月

全プランのストレージ容量が従来よりアップした。 例えば、V1 CORE-Aは400GBから500GB、V2 CORE-Xは400GBから500GBになった。

2023年12月

2023年12月15日、コアサーバー V2 CORE-Xプランをお試し。 V2 CORE-Yプランは使ったことがあるが、CORE-Xは初めて。 スペックは以下のとおり。

契約 2023年12月・V2 CORE-Xプラン
サーバー番号 v2000番台
CPU AMD EPYC 7763 64-Core Processor
メモリー容量 1TB
ストレージ容量 300GB(NVMe SSD)
ウェブサーバー LiteSpeed

CORE-Yとは転送量、メモリやCPUの割当等が異なるだけでサーバーは同じものを使用している。 同じサーバーに各プランが同居していて制限だけが異なっているようである。 あとからCORE-Y等上位プランへ変更できるので、サイトのPV(ページビュー)が少ないうちはCORE-Xで十分かもしれない。 ただし、上位から下位プランへ変更することはできないので注意。

2023年10月

2023年10月22日、V1 CORE-Aプランをお試し。 後述の2022年12月に契約したサーバーと同じスペックだった。 同じタイミングでロードアベレージを見ると後述のs30番台と全く同じ数値だった。 物理的に同じサーバーなのか?

契約 2023年10月・V1 CORE-Aプラン
サーバー番号 s160番台
CPU AMD EPYC 7763 64-Core Processor
メモリー容量 1TB
ストレージ容量 400GB(ピュアSSD)
ウェブサーバー Apache 2.4系

2022年12月

V1プランのサーバーもリニューアルされたとのことで、2022年12月にお試しで借りてみた。 スペックは以下のとおり。

契約 2022年12月・V1 CORE-Aプラン
サーバー番号 s30番台
CPU AMD EPYC 7763 64-Core Processor
メモリー容量 1TB
ストレージ容量 400GB(ピュアSSD)
ウェブサーバー Apache 2.4系

V2 CORE-YプランがAMD EPYC 7502(32コア64スレッド)を2個使用していたのに対し、リニューアル後のV1 CORE-AプランはAMD EPYC 7763(64コア128スレッド)を1個使用となっていた。 総スレッド数は同じだが、CPUが新しい世代(第3世代/Zen 3)になっている。

ロードアベレージは以前CORE-Aを借りたときと同じくやや高めで平均40前後だった。 ApacheとLiteSpeedの違いか、仕様や共用人数の違いかは不明。 ただ、上記と同じページの表示テストを行ったところ、ページや画像の表示速度はCORE-Yプランと差がなかった。 他社の格安プランでは画像の表示が遅い(制限がかかっている)場合もあるが、相当高負荷にならない限り、そういう心配はなさそうな印象だ。

2022年3月

2022年3月、V2プランが気になり久しぶりにコアサーバーを借りてみた。 お試し期間が30日あり、他社と比較してわりと長いので、気になる人はとりあえず試してみると良い。 スペックは以下の通り。

契約 2022年3月・V2 CORE-Yプラン
サーバー番号 v2000番台
CPU AMD EPYC 7502 32-Core Processor ×2個
メモリー容量 1TB
ストレージ容量 500GB(NVMe SSD)
ウェブサーバー LiteSpeed

V2プランが新設され、CORE-Aなど昔のプランはV1プランとなった。

AMD EPYC 7502はZen 2世代のCPUで、32コア64スレッド。 これを2個使用している。 ちなみに同時期に借りたエックスサーバーは、AMD EPYC 7543というZen 3世代のCPUを使用しており、1世代新しい。

ただ、画像などを適度に配置したページを表示するテストを行った結果、エックスサーバーより僅かに速く、レスポンスが良好だった。 数値は、Chromeのディベロッパーツールを使用してページと外部データの読み込み時間(Load time)を計測したもの。 1日に時間を分けて数回、1週間ほど観測。

ロードアベレージも低めで、エックスサーバーが4~6程度で、コアサーバーが1.0前後。 おそらくまだサーバーが新しく、共用人数が少ないためかもしれない。 あるいはLiteSpeedの効果か。

今後混んできたときにどうなるか分からないが、同程度のプランでは月額料金が他社より少し低めでこの性能ならなかなか良い。 意外にも、ここ最近借りたいくつかのサーバーの中では最も第一印象が良かった。 欠点をあげるとすれば、2017年当時と同じくコントロールパネルの動作がもっさりしていること。

スペック変遷

私は2017年9月からGMOデジロック社のコアサーバーのCORE-Aプランを使っている。 ハードウェアが新しくなり、CPUやメモリーが増強され、ストレージにはSSDが使われている。 2018年6月現在、サイトの説明には以下のようなスペックが書かれている。

OS Linux(64bit)
CPU 最大28コア
メモリー容量 最大384GB
ストレージ容量 120GB(SSD)

他社レンタルサーバーと同様、コアサーバーもログインしてコントロールパネルを見ると、より詳しいサーバースペックが書いてある。 具体的にはコントロールパネル右上のユーザー名をクリックし、[契約情報]を選択すると見られる。 私が使っているサーバーはs1000番台で以下のようになっている。

契約 2017年9月・CORE-Aプラン
サーバー番号 s1000番台
CPU Intel Xeon CPU E5-2660 v4 @ 2.00GHz
メモリー容量 396157MB
ストレージ容量 120GB(SSD)
ウェブサーバー Apache 2.4

CPU は Xeon E5-2660 v4 で、主なスペックはクロック周波数2GHz、ターボ時3.2GHz、14コア28スレッドとなっている。 サーバーにはこれを2個使用していると思われ、合計で仕様通り28コアとなる。

メモリー容量はサイトの説明通り、約384GB搭載されている。

現状あまりPVが多くないサイトで使っているため重くなることはない。 ただ、私はCPUやメモリーを持て余しているが、共用サーバーなので同居人のせいで重くなる可能性はある。 また、ここ最近の状況ではコアサーバーはエックスサーバーよりメンテナンスが少ない点は良い。 あとCORE-Aプランは月額が安い点も良い。