今まで使用していたサーバーがやや重く感じてきたため、気分を変えて初めてConoHa WING(ベーシックプラン)を借りてみた。 仕様ではSSD 300GB、vCPU 6コア、メモリ8GBとなっているが、それは割り当ての話。 私が気になるのはどのようなCPUを搭載していて、メモリをどの程度積んでいるのか。
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他社のレンタルサーバーではコントロールパネルにCPUの型番や搭載しているメモリ量が記載されている場合もあるが、ConoHaには見当たらなかった。 ただ、Linuxのコマンドを使って調べるとそれらの情報が概ね分かった。 CPU、メモリなどスペックは以下の通り。
契約日 | 2024年1月 |
プラン | ConoHa WINGベーシック |
サーバー番号 | www200番台 |
CPU | Intel Xeon Gold 6226R 2.90GHz ×2個 |
メモリ容量 | 384GB |
ストレージ容量 | 300GB (SSD) |
コマンド上ではメモリは376GBとなっている。 エックスサーバーの旧サーバーはメモリ192GBで表示は188GBだったので、おそらく384GBくらいだと思われる。 その後エックスサーバーの新サーバーはメモリが1TBとなったが、旧サーバーと比べると2倍ということになる。
CPUは Intel Xeon Gold 6226R 2.90GHz。 Cascade Lake世代のCPUで16コア32スレッド。 これを2個搭載している。 全体的にエックスサーバーの旧サーバーを少し良くした仕様。
意外だったはロードアベレージがわりと低かったこと。 私の場合は平均2~3程度。 一時的に6~7などになることも稀にあるが、概ね低く推移している。 私が使っていたエックスサーバーの旧サーバーは平均10弱だったが、ここ最近10を超えることも増えたので、それと比較すると低い。 どのくらいのロードアベレージまで耐えられるのかスペック次第だが、とりあえず状態は悪くなさそうだ。
そしてもう1つ意外だったのが、連続稼働時間が500日を超えていたこと。 エックスサーバーはわりとメンテナンスが多く、私が借りたサーバーは300日を超えたことがない。 さくらのレンタルサーバも長い場合は500日を超えることもあるが、 ConoHa WING はさくらと同じくらい長く稼働している。 サイト・ブログを収益化している人にはたとえ一瞬でも止まることが少ないのは良い。 PV(ページビュー)が多いサイトほど少し止まるだけでも影響が大きい。
3か月ほどConoHa WINGを使ってみたが、サイトのPVがあまり良くなくエックスサーバーへ戻した。 ロードアベレージ、メモリ使用量以外だと、共用サーバーは回線も共有しているので回線の問題か。 ConoHa WINGで実際にページを表示しても遅さは感じなかったが、なぜかPVが低迷。 エックスサーバーに戻したらPVが少し改善した。 どのレンタルサーバーもたまたま割り当てられたサーバーに当たりはずれがあるので、たまたま状態が悪いサーバーに当たったのか。 原因を探るのが面倒なので、とりあえず使い慣れたエックスサーバーを使うことにした。