携帯キャリアのIPアドレス帯域、アクセス制限(PCからアクセス禁止)
更新:
ドコモ、au、ソフトバンクの各キャリアで使われているIPアドレス帯域について。
各キャリアのサイトでIP帯域が公開されているので、ご確認ください。
各キャリアのIPアドレス帯域
- 各キャリアのIPアドレス帯域
- ドコモ
WEBアクセス時 (iモードブラウザ)
210.153.84.0/24
210.136.161.0/24
210.153.86.0/24
124.146.174.0/24
124.146.175.0/24(2009年12月16日に追加)
202.229.176.0/24(2010年5月頃に追加)
202.229.177.0/24(2010年5月頃に追加)
202.229.178.0/24(2010年5月頃に追加)
その他、WEBアクセス時(フルブラウザ)、メール送信時(インターネット⇒iモード対応携帯電話)など、それぞれIPアドレス帯域がある。
詳しくは
iモードセンタのIPアドレス帯域
を参照。
- au
210.230.128.224/28
121.111.227.160/27
61.117.1.0/28
219.108.158.0/27
(以下略)
詳しくは
EZサーバIPアドレス帯域
を参照。
- ソフトバンク
WEBアクセス時(Yahoo!ケータイ)
123.108.237.0/27
202.253.96.224/27
210.146.7.192/26
210.175.1.128/25
(以下略)
その他、PCサイトブラウザ、メール送信サーバなど、それぞれIPアドレス帯域がある。
詳しくは、
ソフトバンク・IPアドレス(ウェブ)、
ソフトバンク・IPアドレス(メール)
を参照。
- これらのIPアドレス帯域は、PCなど携帯電話以外からサイトにアクセスできないようにする場合に利用される。
.htaccess や Apache の設定、ファイアウォール(FW)などでアクセス制限を行う。
- 重要
各キャリアで使用しているIPアドレス帯域は、ときどき追加・変更されることがある。
単に追加されるだけでなく、削除や変更される場合があるので注意が必要。
IPアドレスに変更があった場合、公式サイトのCP(コンテンツプロバイダ)であれば、キャリアからメールで通達があると思うが、勝手サイトはそういうものがないので、常にキャリアのサイトをチェックし、誤りがないようにする必要がある。
公式サイトのCPにはHTTPSでアクセスできる専用のサイトが用意されており、様々な情報を入手できる。
アクセス制限を行なっているサイトにて、一部のユーザーから「最近までサイトにアクセスできていたのに、サイトにアクセスできなくなった」というような問い合わせがきた場合、IPアドレスに変更があったことが予想される。
そもそも携帯サイトにアクセスできないので、PCや電話で問い合わせがくるかもしれない。
すべてのユーザーが新しいIPアドレス帯域を使用してアクセスするわけではないので、たまたま新規のIPアドレスで通信してしまったユーザーが被害を受ける。
もしIPアドレスが新規に追加されていれば、まずそのIPアドレスからのアクセスを許可する設定を行った後、ユーザーにブラウザのキャッシュをクリアしてもらってから再度サイトにアクセスしてもらう。
キャッシュをクリアしないと、アクセスが拒否された画面が再び表示されてしまう場合がある。