VPSで使うドメインのDNS設定
さくらのレンタルサーバやエックスサーバー(スタンダードプラン)などのレンタルサーバーを使う場合、通常コントロールパネルでドメインの設定をする。 ドメインを取得したレジストラ側では、各レンタルサーバーで指定されたDNSサーバーを設定する。 以上でドメインとサーバーが紐づく。
VPSは基本的にそういう設定はない。 自分でDNSサーバーを用意するか、レジストラなどが無料で提供しているDNSを利用してドメインとサーバー(IPアドレス)を紐づける。
また、VPSだけでなく、固定IPアドレスを使って自宅サーバーを運用する場合も同様。
私が使用しているバリュードメイン、ムームードメイン、XServerドメインは、無料でDNSサーバーが使える。 以下、各サービスのDNSの設定例を記す。
ドメインは example.com、VPSのIPアドレスは200.100.10.0(1台目)、200.100.10.1(2台目)と仮定した場合の例。
ドメインの設定
バリュードメイン
手順は以下の通り。
- コントロールパネルのメニューから「ドメイン」→「ドメインの設定操作」を選択する。
- 対象ドメインの「ネームサーバー」をクリックする。
- 入力欄の下の方にある「当サービス内のネームサーバー(ns1~5.value-domain.com)を利用する」または「当サービス内のネームサーバー(ns11~13.value-domain.com)を利用する」をクリックした後、「保存」をクリックする。 どちらでも良い。
- 元のドメイン一覧に戻り「DNS/URL」をクリックする。
- 「ネームサーバー NS11〜13.VALUE-DOMAIN.COM で運用するドメインのDNS設定を行います。」などのメッセージが表示されている。 先ほど選択したネームサーバーになっていることを確認する。
ここからがDNSの設定となる。
例えば入力欄に以下のように書いたとする。
a @ 200.100.10.0 a www 200.100.10.0 a abc 200.100.10.0 a test 200.100.10.1
1行目、2行目は example.com と www.example.com を 200.100.10.0 と紐づけている。
3行目はサブドメイン abc.example.com を同じく 200.100.10.0 と紐づけている。 同一サーバーで複数ドメインを運用する場合、VirtualHost などでサイトの表示を分けると良い。
4行目はサブドメイン test.example.com を別のサーバー 200.100.10.1 と紐づけている。
自分のドメインとIPアドレスを紐づけた後、「保存」をクリックする。
以上で設定終了。 あとはDNSが反映されるまで待つ。
一応バリュードメインの設定画面には、ページ下部に設定例が掲載されている。
ムームードメイン
手順は以下の通り。
- コントロールパネルのメニューから「ムームーDNS」を選択する。
- 対象ドメインの「利用する」をクリックする。 「利用する」は初回のみで、その後は「変更」になる。
- 「設定2へ進む」をクリックする。
- 「設定を追加する」をクリックする。
ここからがDNSの設定となる。
例えばサブドメインに「www」、種別に「A」、内容に「200.100.10.0」などのIPアドレスを入力後、保存する。 この場合、www.example.com を 200.100.10.0 と紐づけたことになる。 example.com などサブドメインなしの場合は、サブドメインの入力欄を空欄にする。
上記バリュードメインの例と同じく test.example.com を 200.100.10.1 と紐づける場合は、サブドメインに「test」、種別に「A」、内容に「200.100.10.1」と入力する。
ここで終わりではなく、最後に以下の設定を行う。
- コントロールパネルのメニューから「ネームサーバー設定変更」を選択する。
- 対象ドメインの「ネームサーバー設定変更」をクリックする。
- 一番上にある「ムームードメインのネームサーバ(ムームーDNS)を使用する」を選択して保存する。
以上で設定終了。 あとはDNSが反映されるまで待つ。
XServerドメイン
手順は以下の通り。
- コントロールパネルにてドメインの一覧を表示し、各ドメインの右側にある「︙」から「ネームサーバー設定」を選択する。
- 「XServer Domain」を選択して保存する。
- 次に上記「︙」から「DNSレコード設定」を選択する。
- 「DNSレコード設定を追加する」をクリックする。
ここからがDNSの設定となる。 基本的にムームードメインと似ている。
例えばホスト名に「www」、種別に「A」、内容に「200.100.10.0」などのIPアドレスを入力後、保存する。 この場合、www.example.com を 200.100.10.0 と紐づけたことになる。 example.com などサブドメインなしの場合は、ホスト名の入力欄を空欄にする。
上記バリュードメインの例と同じく test.example.com を 200.100.10.1 と紐づける場合は、ホスト名に「test」、種別に「A」、内容に「200.100.10.1」と入力する。
種別が「NS」のネームサーバーは予め登録されており、そのままにしておいて良い。