Windows TELNET、SMTPコマンド・POPコマンド、POP before SMTP サンプル
更新:2015-09-11
WindowsでTELNET、SMTPコマンド・POPコマンド、POP before SMTPのサンプル。
telnetでサーバーに接続
Windows 7~10 はデフォルトでは telnet が使えない状態になっている。 telnet を使うには、[コントロールパネル]→[プログラム]→[プログラムと機能]で、左側のメニューにある「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択。 その後「telnet クライアント」にチェックを入れ有効化する。
telnetでサーバーに接続する。
telnet www.example.com
telnetでサイト(ウェブサーバー)にHTTP(ポート番号80)で接続する。 GETやPOST以降は、入力しても見えないけど実際は入力されている。
telnet www.example.com 80 GET /index.html HTTP/1.0 Host: example.com User-Agent: MSIE
入力後Enterキーを2回押す。 User-Agent などのヘッダ情報の入力は任意。
telnetでSMTP/POPサーバーにアクセス
SMTPコマンド
メールサーバーにポート番号25番(SMTPのポート番号)で接続する。
telnet mail.sampleserver.jp 25
- HELO:
SMTPサーバーに接続 - MAIL FROM:
自分のメールアドレスを入力 - RCPT TO:
相手のメールアドレスを入力 - DATA
ここから後は、メールヘッダと本文の入力を行う。 各項目は省略可能。- From:
自分のメールアドレスを入力 - To:
相手のメールアドレスを入力 - Subject:
メールの件名を入力 - X-Mailer:
メーラの名前を入力
- From:
- 本文(BODY)
ヘッダの名前を書かずに文字を書き始めると本文になる。 - .(ピリオド)
メールの終端は、ピリオドだけの行を書く。
POPコマンド
メールサーバーにポート番号110番(POPのポート番号)で接続する。
telnet mail.sampleserver.jp 110
- USER
ユーザ名(ユーザID)を入力 - PASS
パスワードを入力
注意事項。
- ヘッダ情報は偽装できる。
- メールサーバーへ接続できれば、MAIL FROMは存在するアドレスならどのアドレスでも使えてしまう。 ただし、それができるのは、ウェブメールや一部のドメインのメールサーバーのみ。 通常プロバイダのメールサーバーは、通信中のIPが自分のプロバイダのものでないと、MAIL FROMで他のドメインのメールアドレスを入力してもエラーになる。 ただし、POP before SMTPで接続すると他のプロバイダからの接続でもメールを送ることができる。
- relay(リレー)を許可してないサーバーの場合は、RCPT TO:でアクセス中のSMTPサーバー以外のサーバーを指定するとエラーになる場合がある。
- SMTPでは、IDやパスワードの認証などが行われない。 POPでは認証を行う。
- 偽装メール(送信者の偽装による、なりすましメール)などで使われるので、悪用しないように注意。 偽装しても、自分が使用中のIPアドレスがReceived:ヘッダに記録されるので、プロバイダなどに問い合わせれば身元が分かる。 別のコンピュータに侵入して、そのコンピュータが使用しているネットワークから通信すると、身元は分かりにくい。
SMTPのサンプル
茶色い文字が自分が入力する部分。
telnet mail.exampleserver.jp 25 220 mail.exampleserver.jp ESMTP HELO mail.exampleserver.jp 250 mail.exampleserver.jp MAIL FROM: メールアドレス@exampleserver.jp 250 ok RCPT TO: メールアドレス@example.com 250 ok DATA 354 go ahead From: メールアドレス@exampleserver.jp To: メールアドレス@example.com Subject: test X-Mailer: TEST MAILER test mail . 250 ok QUIT 221 mail.exampleserver.jp
POPのサンプル
POP before SMTPが必要な場合は、まずPOPで接続してQUITしてから続いて上記SMTPコマンドを打ち込む。
telnet mail.exampleserver.jp 110 OK POP Gateway starting. USER testtest OK Password required for testtest. PASS abcdefg OK QUIT OK POP Gateway signing off.