PHP・Windows版のインストール・設定方法

更新:

Windows版PHPのインストールと設定方法。
コマンドプロンプトやバッチ(.bat)でPHPのプログラムを利用するための設定。
対象 : Windows 10/8.1/7/XP/2000/98/95

PHP 7.0、5.6などの場合

  1. http://windows.php.net/download/ からWindows Binariesをダウンロードする。
    現在zip版のみでインストーラー版はない。
    x86は32bit OS用、x64は64bit OS用。
    Non Thread SafeとThread Safeは必要な方を選ぶ。
  2. zipファイルを解凍後、適当な階層にphpのフォルダを置く。
    ここでは「php-5.6.20」というフォルダを作り、C:\www\php-5.6.20 に置いたとする。
  3. 環境変数の設定で、C:\www\php-5.6.20 のPATHの設定をする。
    環境変数の設定は 環境変数の設定 をご覧ください。
  4. 環境変数設定後、コマンドプロンプトで
    php -v
    
    と入力してPHPのバージョンが表示されればパスは通っている。

より詳しい設定は PHP Windows版のインストール、php.iniの設定、マルチバイト文字列(mbstring)を有効にする。 に書いた。


PHP(旧バージョン)

  1. http://www.php.net/downloads.php からWindows Binariesをダウンロードします。
    「PHP x.x.x zip package」はインストーラなし、「PHP x.x.x installer」はインストーラありのファイルです。
  2. 「PHP x.x.x installer」をインストールすると、途中でApacheなどのウェブサーバの選択や、confファイルの場所を聞かれるので適宜選択します。
    ウェブサーバをインストールしていない場合や分からない場合は、とりあえず初期状態のまま適当にインストールします。
  3. インストール後、コマンドプロンプトを起動し、
    php -v
    とコマンドを打つとPHPのバージョンが表示され、PHPが実行されることが分かります。
  4. sample.bat というファイルを作り、ファイルの中に
    php sample.php
    とコマンドを書いた後、sample.bat をダブルクリックすると、同じフォルダにあるsample.phpを実行できます。
  5. PHPの設定を行うことができる php.ini は、PHPをインストールしたフォルダ(デフォルトは C:\Program Files\PHP)にあります。
    「スタート」→「すべてのプログラム」→「PHP」→「php.ini」からもファイルを見ることができます。
    また、インストール時に環境変数の設定を行ってくれるので、自分で設定する必要はありません。

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