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コマンドプロンプトの範囲選択状態を解除する方法

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コマンドプロンプト(MS-DOSプロンプト)は、画面上で右クリックした後「マーク」を選択するとテキストが選択できる状態になる。 選択後、「Enter」→「貼り付け」で、選択した箇所がペーストできる。 Windows 10まではこの手順だった。

Windows 11がリリースされてからしばらく様子を見ていたが、ようやくアップグレードし、たまたまコマンドプロンプトを使ったらデフォルトで範囲選択する状態になっていた。 この方が使いやすいという人もいるかもしれないが、私には使いにくかった。 コマンドプロンプトのプロパティで該当する設定を探し、元に戻すことができた。 手順は以下のとおり。

  1. コマンドプロンプトのタイトルバー(ウィンドウ上部)を右クリック、またはタイトルバーに表示されているアイコンをクリックするとメニューが表示される。
  2. 「プロパティ」を選択する。
  3. 「オプション」タブを選択する。
  4. 「編集オプション」にある「簡易編集モード」のチェックを外す。

なお、Enterや何か文字を入力するか、コマンドプロンプトを再起動しないと設定が反映されない。

これで今まで通りの状態になる。 ただし、22H2など大型アップデートで設定がリセットされるので、その都度設定し直す必要がある。