ウェブサーバーのロードアベレージを表示したり記録するツール Load Average Viewer

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自作のツール Load Average Viewer について簡単に説明する。

Load Average Viewer

自分が使用しているレンタルサーバーのレスポンスが悪いときがあり、どのくらいの負荷がかかっているのか気になった。 そこでロードアベレージを確認するツール「Load Average Viewer」を作った。 サーバーにログインして uptime などのコマンドを使うのは面倒なのでブラウザで確認できるようにした。

お試しで GitHub に Load Average Viewer を公開したので、興味のある人はここからダウンロードしてください。

メインウィンドウ

簡単な使い方は README.md に書いた。 必要なファイルをサーバーにアップロードした後 index.php にアクセスすると、以下のような現在のロードアベレージやCPUの情報が表示される。

Load Average Viewer サーバー・CPU情報

エックスサーバー(X10)、コアサーバー(CORE-A)、さくらのレンタルサーバ(スタンダード)で動作を確認している。 ただし、さくらは OS に FreeBSD を使用していて、Linux 系より表示される情報が少ない。 それ以外のサーバーでは表示されない情報もある可能性がある。

cronによるロードアベレージの記録と閲覧

cron で cron.php または cron.sh を定期的に実行することでロードアベレージを記録できる。 記録したログは logview.php で見られる。 ページ上部にあるメニュー「ログ表示」からアクセスできる。 記録していない場合は何も表示されない。

ログの表示は Chart.js を使用してグラフで表示するほか、表形式でも表示している。 以下のような画面が表示される。

Load Average Viewer ロードアベレージのログ

レンタルサーバーが重い、ページの表示が遅いと感じたときにロードアベレージを記録・監視してみると良いかもしれない。