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ストップ高(S高)、ストップ安(S安)

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1日で動く株価の値幅には制限(値幅制限)があり、1日で株価が際限なく上昇したり、下落することはない。 ストップ高(すとっぷだか)とは、株価が値幅制限限界まで上昇したことを表し、S高と略すこともある。 ストップ安(すとっぷやす)とは、株価が値幅制限限界まで下落したことを表し、S安と略すこともある。 好材料が発表された場合にストップ高、悪材料が発表された場合にストップ安になることがある。

例えば株価が2310円の場合、値幅制限は上下500円なので、値幅の上限は2810円、下限は1810円となる。 つまりストップ高だと株価は2810円まで上昇し、その日はそれ以上上昇できない。 ストップ安だと株価は1810円まで下落し、その日はそれ以上下落できない。 連日ストップ高またはストップ安の場合は、値幅制限が変わることがある。

値幅制限は、連日ストップ高やストップ安になった時や、整理ポストに移行した時などに特別ルールが適用されることがある。 2010年1月4日改定の値幅制限や呼値では東証と大証は同じ値になっている。 JASDAQのマーケットメイク銘柄(MM銘柄)には値幅制限がなかったが、2008年3月にマーケットメイク制度は廃止された。 値幅制限はたまに改定される。


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