リケジョとは理系女子のこと。 茨城県立水戸第二高校の数理科学同好会に所属していた女子学生たちの論文が米国の化学専門誌「The Journal of Physical Chemistry」に掲載され、メディアが「リケジョの快挙」と報じたことで、この言葉が世間に広まるきっかけとなった。
リケジョの数は少ないが年々増えているようである。 文部科学省の調査によると、2013年5月時点の日本の大学の学生数は約256万人で、このうち理・工・農・保健の4学科のいずれかを専攻する女性は約27万人となっている。 割合としては約10人に1人であり、10年前と比べると8万人増えている。 また、内閣府の男女共同参画白書によると、日本国内の研究者に占める女性の割合は約14%で年々少しずつ増えている。 欧米ではその割合が30%を超える国も少なくなく、それと比べると日本はまだ少ない。
ちなみに講談社は理系女子を応援する「リケジョ」というウェブサイトを運営している。