前玉とは、複数枚で構成されているカメラのレンズなどにおいて一番前にあるレンズを意味する。 「まえだま」などと読む。 カメラ本体側から見ると最も遠い位置にあたる。 基本的に鏡筒内には複数のレンズが組み込まれており、メーカーのサイトにて構成図が確認できる。 一般的にレンズ交換式のカメラでは、前玉はむき出しの状態なので、未使用時はキャップ、使用時はフィルターなどを装着して傷がつかないように保護することがある。
後玉とは、複数枚で構成されているレンズのうち一番後ろにあるものを指す。 カメラではイメージセンサーやフィルムに最も近い位置にある。 通常レンズ交換式のカメラでないとお目にかかることはないだろう。 読み方は「うしろだま」や「あとだま」など人によって異なるようである。 基本的に後玉は前玉と比較すると径が小さく、傷やカビなどのダメージがあると写真の映りに大きく影響する。 中古ショップやインターネットオークションでオールドレンズなどを入手する場合は注意したい。