皇居(こうきょ)は、東京都千代田区にある天皇の宮殿・住居である。 もとは江戸城だった。 観光地としても有名で、特にテレビでもよく映る二重橋の前でカメラを構えている人たちをよく見かける。 実はここには2つの橋があり、手前が正門石橋、奥が正門鉄橋といい、後者が通称二重橋と呼ばれるものである。 テレビの映像では位置の関係上、手前しか見えないので勘違いしている人もいるかもしれない。 ただし、この2つの総称として用いられることもある。 通常二重橋から奥に行くことはできないが、新年1月2日と天皇誕生日に開催されている一般参賀には開放され、中に入ることができる。
二重橋のすぐ左手は敷地の南端にあたり、桜田門がある。 安政7年(1860年)に桜田門外の変、昭和7年(1932年)に桜田門事件が起きた場所として知られる。 昭和36年(1961年)に国の重要文化財に指定されている。 また、道路を挟んですぐ南には警視庁の庁舎があり、これもテレビでよく観るビルだろう。 この辺は霞が関で、法務省や総務省など国の行政機関が多く並び、国会議事堂も近い。 まさに日本の心臓部といえる場所である。
敷地の北側には北の丸公園が隣接していて、そこには日本武道館がある。 この辺りは緑が多く、ジョギングをしている人を見かけることもある。
東京メトロの千代田線二重橋前駅や有楽町線桜田門駅などが近い。 JR東京駅や有楽町駅などからも歩いて行ける距離にある。 私は神奈川方面からJRで行くので、東京駅で降りて歩いて皇居まで行くことが多い。
このときは夜に皇居へ行き、二重橋を撮影した。 カメラのISO感度をあまり上げず、実際と同じくらいの暗さで撮影した。 このすぐ右手には丸の内警察署の見張所があり、警備の人が親切に説明してくれることもある。
手前が正門石橋で、奥に少し見えているのが正門鉄橋である。
桜田門付近の様子。
これは桜田巽櫓という。
これは和田倉橋。