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鳩サブレーの由来

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神奈川県「鎌倉」の銘菓といえば豊島屋の鳩サブレーである。 これは鳩(ハト)の形をしたお菓子で、鎌倉のお土産として買っていく人も多い。 では、そもそもなぜ鳩なのか。 メーカーである 豊島屋のサイト を見ると以下のような由来が記されている。

もともと、鶴岡八幡宮を崇敬していた初代は、八幡さまの本殿の掲額の八の字が鳩の抱き合わせであり、境内に一杯いる鳩が子供達に親しまれているところから、かねて「鳩」をモチーフに何かを創ろうと考えていました。

鶴岡八幡宮の本殿というのは大石段を上ったところにある建物で、ここの楼門の掲額に描かれている「八幡宮」という文字の「八」の字が二羽の鳩の形になっている。 鎌倉へ行く機会があったら、よく見ていただきたい。

鶴岡八幡宮の本殿、楼門と大石段
「八」の字

また境内、特に源平池周辺には鳩が多い。

源平池周辺

では、鶴岡八幡宮と鳩はどのような関係があるのか。 神社にはその種類ごとに神の使いとされる動物がいて、よく知られているものとしては稲荷神社のキツネがある。 一般的に全国の「八幡宮」は鳩が神使(しんし)となっている。 では、鶴岡八幡宮の鶴はどこにあるのかというと、神紋が鶴の形になっている。

神紋の鶴

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