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ベルマークはどういう商品に付いているのか

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ベルマークは古いイメージがあり、今どき集めている人はいないだろうと思っていたが、今も集めている幼稚園があることを知人の話で知った。 お菓子のパッケージでよく見かけるが、どの商品にも付いているわけではない。 ベルマークには協賛会社があり、商品を探す際は、まずその企業を把握すると良い。 主な企業は以下のとおり。

食品
ニッスイ(日本水産)、キユーピー、日清食品、味の素、アサヒ飲料、キリンビバレッジ
菓子
明治、森永製菓、湖池屋、ブルボン
文房具
ショウワノート、イオントップバリュ

他にもたくさんあるので詳しくはベルマークのサイト 協賛会社一覧(ベルマーク教育助成財団) を見ると良い。 また、協賛会社でもすべての商品に付いているわけでなく、一部の商品に付いている。 主な対象商品は各企業の特設ページなどに書かれている。 例えば味の素の主な対象商品は「クノール カップスープ」などの一部スープ類と「味の素KKコンソメ」などコンソメ類となっている。 イオンのトップバリュはいろいろな商品があるが、主に文房具類に付いている。 明治もいろいろな食品があるが、チョコレートなど一部の菓子類に付いている。

お菓子ではカルビーは協賛会社ではないので、カルビーの商品を探してもベルマークは見つからない。 例えばポテトチップスを買うとき、ベルマークがほしいなら湖池屋を買わなければいけない。

湖池屋のポテトチップスに付いているベルマーク

また、キヤノンマーケティングジャパンなどプリンターを販売している企業も協賛していて、インクカートリッジの回収によりベルマーク運動に参加している。 他にもいろいろな企業が参加しているが、食品は日頃よく買うので集めやすいだろう。

消費者としてはベルマークは単に点数を集めて備品を購入するだけのものかもしれないが、企業としては協賛することで教育助成活動に参加していることをアピールしていることになる。 また、今もベルマークを集めている幼稚園や学校があるので、ライバルとなる他社商品より優先して購入してくれる可能性もあるだろう。

公式サイトの Q&A(ベルマーク教育助成財団) によるとベルマークの切り方には特に決まりがなく、枠線上丁度やギリギリで切り取る必要もない。 ただ、小さいものやビニールのものなどは扱いやすい大きさに切った方が良いとのこと。 つまり多少余裕を持って切り取るのが無難だろう。

また、古いものはその協賛会社が脱退している可能性もあり、脱退後半年の有効期限を過ぎたものは無効となる。

ベルマークをよく見ると番号が書いてあるが、この番号は協賛会社ごとに決まっている。 脱退後、再加入して番号が変わった企業もあるため、現在協賛会社であっても注意する必要がある。 味の素は過去に調味料類に32番を使っていたがそれは脱退したため無効で、現在は83番のみ有効となる。

以下のように森永のクッキー「ムーンライト」、ビスケット「フォーユー」にはベルマークが付いている。

森永のクッキー「ムーンライト」、ビスケット「フォーユー」

以下は切り取ったベルマーク。 森永製菓は26番。

切り取った森永のベルマーク

おすすめのベルマーク商品

キリン生茶2Lペットボトル。 値段の割に高得点(3点)。

キリンビバレッジ・生茶2Lペットボトル

アサヒ飲料の三ツ矢サイダー(1.5L)にも付いている。 これも3点。

アサヒ飲料・三ツ矢サイダー1.5L

エスビー食品のゴールデンカレー。

エスビー食品・ゴールデンカレー

冒頭でも紹介したとおり、各種湖池屋のお菓子。 ポテトチップスのほか、スティックカラムーチョ、スコーンなども。

湖池屋・スティックカラムーチョ ホットチリ味
湖池屋・スコーン

意外にも白鶴の日本酒「まる」にもベルマークが付いている。 写真のものは2Lのボトルで、点数が9点と高い。

白鶴酒造・まる

日清食品のラ王5食入り。 ベルマークは外袋ではなく内袋に個別に付いているので見逃しやすい。

日清食品・ラ王5食入り 醤油 外袋
日清食品・ラ王5食入り 醤油 内袋

定番商品のキユーピー・マヨネーズ。

キユーピー・マヨネーズ

キユーピーのドレッシングはキャップのラベルに付いている。 開封時にうっかり捨ててしまわないように注意。

キユーピー・マヨネーズ

日清オイリオのサラダ油。

日清オイリオ・サラダ油

終了したベルマーク

牛乳石鹸の青箱。 これも見逃しやすいが、箱のフタ(フラップ)に付いている。 親切に「反対側のフタにベルマークがついています」と注意書きがある。 牛乳石鹸共進社は2023年6月30日をもってベルマーク教育助成財団を退会。

牛乳石鹸共進社・青箱 ベルマーク
牛乳石鹸共進社・青箱 注意書き

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