マーケットメイク銘柄
更新:2026-05-11
マーケットメイク銘柄(まーけっとめいく・めいがら)とは、マーケットメイク方式で売買する株の銘柄。 MM銘柄と略して表記されることがあった。 マーケットメイク制度は、2008年3月に廃止された。
マーケットメイク方式とは、マーケットメイカー(証券会社)が投資家の売買相手となり、株の取り引きを行う方式。 通常株式市場では、オークション方式と呼ばれる売買が行われている。 オークション方式の場合、投資家の売買相手は、自分以外の投資家や証券会社などになる。
JASDAQ市場に上場する一部の企業がマーケットメイク銘柄に指定されていた。 マーケットメイク銘柄以外は、オークション方式で売買されていた。 東証、大証などの日本の他の市場にはマーケットメイク方式がない。
マーケットメイク方式は海外の市場にもある。 オークション方式は売買相手がいないと売買が成立しない。 一方、マーケットメイク方式は、各証券会社が売買相手となるので、売買したいときに売買できないということが少なくなる。 マーケットメイク方式は、売買が少ない上場したばかりの企業の株取り引きを円滑にし、流動性を高める。
マーケットメイク銘柄(MM銘柄)には値幅制限がなかった。 値幅制限とは、ストップ高(S高)やストップ安(S安)という株価の上昇・下降の制限値。
かつてマーケットメイク銘柄の株は、証券会社に口座を開設すれば買うことができた。 たいていの証券会社で買うことができ、マーケットメイク銘柄ではない株や、その他の市場の株と同じ手順で売買できた。 2008年3月、マーケットメイク制度が廃止された。
なお、JASDAQ市場もなくなり東証(東京証券取引所)のスタンダードやグロースに引き継がれている。