ブロアーは膨らんでいる部分を手で握り、空気を噴射してホコリやゴミを吹き飛ばす清掃道具である。 カメラやそのレンズの清掃などで昔から使われている。 人力なので、缶に入ったエアダスターのようにお金がかからず経済的なのが良い。 カメラ以外では、パソコンのキーボードの隙間に溜まったゴミの除去にも使える。 私はラジコンカーの清掃にも使っていて、非常に重宝している。 たいていの100円ショップで手に入る。 カメラ用品メーカーのハクバ製のブロアーだと500円前後で、高価な製品は1000円以上する。
2019年1月、ダイソーで通常サイズのブロアーを購入した。 家電関係の売り場に置いてあった。 ブリスターパックに入っている。 私は既にハクバ製を1個持っているが、室内で写真撮影をする際に複数あった方が便利なので追加で購入した。 後述する小型のものよりは風量が多い。 主な材質はゴムとABS樹脂で、中国製。 いかにもゴムらしい触り心地は好き嫌いが分かれるかもしれないが、滑りにくいのは良い。 また、握ったときの感触はやや硬め。
実測で全長約15cm。 標準的なサイズで、レモンくらいの大きさである。 写真上の黒がハクバ製で、下がダイソー製。
2015年12月、ダイソーでブラシ付きの小型のブロアーを購入した。 携帯性がよく、屋外に写真を撮りに行くとき、かばんの中に入れても邪魔にならない。 ただし、風量は少ない。 商品名は「エアブラシ」となっているが、それだと塗装用の道具を連想する。
全長は11cmくらいで、ブラシは髪の毛のように柔らかい。 材質はEVA、ABS樹脂、毛などとなっていて中国製。 ブラシをつけたままだとほぼ風が出ないで、ホコリを吹き飛ばす際は取り外すと良い。