MOTHER CHRISTMAS
私はUnicodeの絵文字のデータベースサイトを運営していてUnicodeの仕様書をよく見るが、中身はすべて英語で書かれている。
ある日、仕様書を見ていると「MOTHER CHRISTMAS」という名称の🤶という絵文字を見つけた。 これはサンタクロースの妻のことで、Mrs. Claus(ミセスクロース)ともいう。 日本ではクリスマスのキャラクターというと白いヒゲを生やしたサンタクロースのお爺さんしか思い浮かばないだろう。 サンタクロースと一緒に描かれるのはトナカイやソリくらいなので、妻の存在を知らない人もいるかもしれない。 ちなみにサンタクロースのことは「FATHER CHRISTMAS」とも言う。
この呼称は、主にイギリスの伝承等で見られる。 なぜかUnicodeの仕様書は、他の英単語もわりとはイギリス寄りな印象。
Wikipedia(日本語版)には当然サンタクロースの項目はあるが、妻についての説明はない。 Wikipedia(英語版)の説明によると、彼女はエルフ(小妖精)たちと一緒にクッキーを作り、トナカイの世話をし、夫と一緒にプレゼントのおもちゃの準備をしているようである。
話がそれたが、この2人はUnicodeの絵文字として定義されている。 まず、MOTHER CHRISTMASはHTMLの文字参照(16進数)では 🤶 と表記し、以下のように表示される。
一方、FATHER CHRISTMASの方は 🎅 と表記する。
ただし、比較的新しいOSであれば表示されるが、古い環境では表示されない。 また、OSによって顔のデザインは異なる。 Unicodeの絵文字はハロウィンなど季節のイベントのほか、国ごとの文化や宗教などに関するものがいくつかあり、調べていると勉強になることがある。
参考:Wikipedia(英語版) Mrs. Claus (Mother Christmas)、 Father Christmas