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戸籍抄本・戸籍謄本の取り方、申請方法

更新:

パスポートを作る際などに必要となる戸籍抄本または戸籍謄本の取り方、申請方法について説明します。

戸籍抄本と戸籍謄本の違い

戸籍抄本とは、戸籍原本から必要とする人の部分だけ謄写(複写)したもので「こせきしょうほん」と読み、戸籍の個人事項証明ともいいます。 戸籍謄本とは、戸籍原本に記載されている人全部を謄写(複写)したもので「こせきとうほん」と読み、戸籍の全部事項証明ともいいます。

これらはパスポート(旅券)の取得申請をする際など、戸籍を証明する場合に必要となります。 どちらを提出しても構わない場合は、「提出物:戸籍謄(抄)本 1通」などと書かれています。 提出する場合、戸籍抄本の方がシンプルで良いかもしれません。 パスポートの申請から受領まで(外務省) に説明があります。

戸籍謄(抄)本の取り方、申請方法

戸籍は免許書や住民票に記載されている本籍地で管理されています。 また、都道府県単位ではなく、市区町村単位で管理されています。

申請場所

市役所、区役所、町役場などだけでなく、地域によっては近くの行政サービスセンターや市民センターでも申請できる場合があります。 昔と違い、今はコンビニで取得できる市町村もあります。

手数料

戸籍抄本・戸籍謄本どちらも1通450円程度で、料金は市区町村のホームページなどで確認できます。 例えば横浜市は1通450円で、各種証明書については 戸籍の証明書・住民票の写しなどについて(横浜市市民局) に詳しく書かれています。 横浜市はコンビニ交付にも対応しています。

郵送の場合

本籍地が遠い場合、取りに行く時間がない場合、コンビニ交付に対応していない場合などは、基本的に郵送で申請(取り寄せ)することになります。

申請に必要なもの

  1. 運転免許証などの身分証明書のコピー:1枚
    住所を変更した場合は、免許証の裏面など新住所が書いてある部分もコピーします。
  2. 手数料として450円の郵便定額小為替:1枚(1通の場合)
    郵便定額小為替は郵便局で買えます。 戸籍謄(抄)本が複数枚必要な場合は、450円×必要枚数分用意します。 手数料は市町村により異なる場合があります。
  3. 返信用封筒(自分の宛名、切手付き):1枚
    切手の目安は、戸籍抄本(1人分)なら4通まで、戸籍謄本(5人分)なら2通までは82円くらいです。 それ以上の重さになる場合は92円、120円など。
    郵便料金は 国内の料金表(日本郵便) をご確認ください。
  4. 申請書(依頼書):1通
    申請書は以下の必要事項を明記したものであれば、手書きやワープロなど何でも構いません。 市町村によっては申請書のサンプルを掲載しているところもあります。 以下の項目を書けば十分ですが、詳しくは各市町村のホームページをご確認ください。 請求者氏名を手書きで書いて印鑑を押します。 押印はどの印鑑でも構いません。

サンプル

<請求者の情報>
住  所:神奈川県横浜市港北区○×-1-2-3
電話番号:045-xxx-xxxx
生年月日:昭和xx年xx月xx日

請求者氏名:            印

本籍地    :神奈川県藤沢市○×-1-2-3
筆頭者氏名  :田中 太郎
戸籍の筆頭者との続柄:子

<請求内容>
必要とする書類:戸籍抄本
必要枚数   :1枚
請求理由   :パスポート発行のため
必要な方の名前:田中 次郎
必要な方の生年月日:昭和xx年xx月xx日
個人事項証明書:運転免許証のコピー1枚

必要なものすべてを封筒に入れ、市役所などの送付先へ郵送します。 送付先の住所は、各市町村のホームページでご確認ください。 たいてい戸籍謄(抄)本の申請方法についても説明があります。


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