家電・電化製品の消費電力測定、電気代の計算方法 - ワットチェッカー(TAP-TST5)

更新:

電気代の計算方法。ワットチェッカー TAP-TST5(サンワサプライ)を使って家電製品の消費電力を測定する。

電気代の計算の仕方

家電(電化)製品には、製品の背面や取扱説明書などに消費電力が書かれています。 その消費電力と電力会社の電気料金単価を用いて、その家電製品の電気代が計算できます。

電力会社のウェブサイトには 1kWh あたりの料金単価が書かれています。 例えば 1kWh あたり25円と書かれている場合、1時間に 1kW 消費すると25円かかるという意味になります。 1kW は 1000W のことです。 k(キロ)は 1000 を意味します。

料金単価は電力会社によって異なり、たまに改定されますが、それほど大きな変動はありません。 たいてい25円前後です。 使用した電力量によっても単価は異なりますが、概ね 1kWh あたり25円くらいで計算すると良いでしょう。

計算式は以下のようになります。

電気代(円/h)= 消費電力(kW)× 料金単価(円/kWh)

例えば消費電力が 100W(=0.1kW)で、料金単価が25円の場合、0.1kW × 25円/kWh = 2.5円/h なので、電気代は1時間に2.5円かかることになります。

電力供給会社によってプランが異なり、例えば東京電力は従量電灯Bというのが一般家庭向けで、従量電灯Aが一般家庭向けの会社もあります。 会社によって異なりますが、概ね第2段階料金(120kWhをこえ300kWhまで)くらいの単価を参考にすると良いでしょう。 下表は各電力供給会社の一般家庭向けのうち、基本となるプランです。

電力供給会社 家庭向けプラン
東京電力 従量電灯B
中部電力 従量電灯B
関西電力 従量電灯A
北海道電力 従量電灯B
東北電力 従量電灯B
北陸電力 従量電灯B
中国電力 従量電灯A
四国電力 従量電灯A
九州電力 従量電灯B
沖縄電力 従量電灯
東京ガス ずっとも電気1
大阪ガス ベースプランA

ワットチェッカー TAP-TST5(サンワサプライ)で消費電力測定

電化製品の消費電力で電気代を計算できると上で書きましたが、それだけでは正確とは言えません。

なぜなら電化製品に記載されている消費電力は、基本的に最大出力時の値であり、電化製品は常に最大出力で動作しているわけではありません。 設定や負荷により消費電力が異なったり、変動する場合があります。

電化製品 消費電力の変動
パソコン 基本的にハイスペックなパーツが多いほど消費電力は大きい。また負荷が高いほど消費電力は大きくなる。アイドル時以外はわりと頻繁に変動する。
液晶テレビ、液晶ディスプレイ 使用中は基本的に一定。輝度(画面の明るさ)が高いほど消費電力が大きい。
エアコン、こたつ、ホットカーペットなどの冷暖房器具 設定温度などにより異なる。
扇風機、サーキュレーター 使用中は基本的に一定。風量が多いほど(モーターの回転数が多いほど)消費電力が大きい。

電化製品の消費電力を見るのにワットチェッカー TAP-TST5(サンワサプライ)という便利な計測機器があります。 電圧(V)、電流(A)、電力(W)、皮相電力(VA)、周波数(Hz)、力率(PF)、積算電力量(KWh)、積算時間(H)の8種類が測定できます。

私がよく使う機能は電力(W)の測定です。 積算の電力量ではなくリアルタイムの電力が分かるので、電化製品の出力を変化させた場合、電力がどのように変化するのか分かりやすいです。

電力を測定できる機器の多くは、100V、15A、1200~1500W くらいまでの製品を測定できます。 ただし、14畳以上など広い部屋向けのエアコンは電圧が 200V の場合があり、ワットチェッカーでは電力を測定できません。

サンワサプライ ワットチェッカー TAP-TST5 正面
サンワサプライ ワットチェッカー TAP-TST5 背面
このエントリーをはてなブックマークに追加