DxOMark OM-D E-M10、EOS M3 センサー性能スコア比較
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DxOMarkによるOM-D E-M10、EOS M3などのセンサー性能のスコア比較。
DxOMark センサースコア
久しぶりにDxOMarkのサイトを見たら見やすくなっていた。
去年か一昨年くらいにサイトのデザインが変わったときは、それ以前より見にくくなり残念だったが、改善されて良かった。
それはともかく、キヤノンのEOS M3のスコアが過去のモデル(M2やM)より良くなっていることに気づいた。
ダイナミックレンジは相変わらずのスコアだが、Color Depth(色深度)は少し良くなっている。
また、M3(24.2MP)はM2(18MP)より画素数が増えているにも関わらず、ISO感度が良くなっている。
キヤノン製センサーの性能は、ここ最近変化がない印象だったが、一応昔よりは良くなっているようだ。
やっと昔のソニー製APS-Cや現行ソニー製4/3インチセンサーに追いついてきた程度だが、キヤノンユーザーとしては嬉しい。
私は今キヤノンのEOS 6DとPowerShot G15を使っている。
主に風景は6D、サイトに掲載する商品などの写真はG15で撮っている。
G15は買い替えを検討していて、PowerShot G7 Xが発売時から気になっていたが、先日(2015年10月13日)今までのGシリーズと似たスタイルのPowerShot G5 Xが発表された。
ただ、初値は約10万円(税込)で高い。
G5 Xのセンサーはキヤノンのサイトに裏面照射型と書いてあるので、おそらくソニー製だろう。
G7 Xも巷ではソニー製と言われており、DxOMarkのスコアがソニーのRX100と近く、古いキヤノン製APS-Cセンサーとスコアがあまり変わらない。
もう1つ気になっている機種がオリンパスのOM-D E-M10。
発売時から注目していて、価格が下がったら買おうと思っていたら1年以上過ぎてしまった。
2015年10月現在ビックカメラ.comにて、E-M10は58,330円(税込)、G7 Xは68,040円(税込)。
既に2代目のE-M10 Mark IIが出ているためか、ヨドバシ.comではE-M10は販売終了となっていた。
※DxOMarkのスコアは、あくまでDxOMarkの基準で測定した結果であり、カメラの性能を正しく表しているとは限らない。
メーカー・機種名 |
Overall Score(総合スコア) |
Portrait (Color Depth) |
Landscape (Dynamic Range) |
Sports (Low-Light ISO) |
SONY α7II |
90 |
24.9 |
13.6 |
2,449 |
SONY α6000 |
82 |
24.1 |
13.1 |
1347 |
Canon EOS 6D |
82 |
23.8 |
12.1 |
2340 |
SONY NEX-5N |
77 |
23.6 |
12.7 |
1079 |
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II |
73 |
23.0 |
12.4 |
896 |
Canon EOS M3 |
72 |
22.8 |
11.8 |
1169 |
OLYMPUS OM-D E-M10 |
72 |
22.8 |
12.3 |
884 |
Canon PowerShot G7 X |
71 |
23.0 |
12.7 |
556 |
SONY DSC-RX100 IV |
70 |
22.9 |
12.6 |
562 |
Canon EOS 7D Mark II |
70 |
22.4 |
11.8 |
1082 |
Canon EOS M2 |
65 |
22.1 |
11.4 |
855 |
Canon EOS M |
65 |
22.1 |
11.2 |
827 |
Canon PowerShot G16 |
54 |
21.0 |
11.7 |
230 |
Canon PowerShot G15 |
46 |
19.9 |
11.5 |
165 |
(DxOMark, Camera Database)