SONY NEX-5N
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SONYのミラーレスカメラNEX-5Nのレビューなど。
SONY NEX-5N
2012年4月2日、SONY NEX-5ND(ダブルレンズキット)を買った。
ビックカメラで7万円丁度。
私が買ったデジカメとしては
Canon PowerShot S95
に続く4台目。
今までS95を使っていて特に不満はなかったが、東京スカイツリーのチケットが当選してしまったので、より良い写真を撮るために撮像素子が大きい機種を買うことにした。
一眼レフやミラーレスなど機種がたくさんあり、どれを買うか迷った。
条件としては
- センサーが高感度。
- なるべく気軽に持ち運べる大きさ。
- 価格がレンズキットで8万円以下。
で、候補として一眼レフは Canon EOS Kiss X5、Nikon D5100 と D3100、ミラーレスは SONY NEX-5N、Panasonic LUMIX GX1 など。
暗所での感度に興味があったので、D5100かNEX-5Nで悩んだ。
店で何度も手にとって見た。
D5100は十分小型だと思うが、結局NEX-5Nの小ささにひかれNEX-5Nを買うことにした。
主な使い方は風景の撮影と室内ブツ撮りで、動体を撮ることはほとんどない。
もし動体を撮ることが多ければD5100を選んでいた。
今後はNEX-5NとS95の2台体制で写真を撮ろうと思う。
試しに何枚か撮ってみたが、薄暗い室内(100~200ルクス)で気軽にISO1000くらいで撮れる。
ISO1600までは使えそうだ。
撮るものによっては ISO3200 でもいけるかもしれない。
他人の作例などを見てだいたい分かっていたが、実際撮れると嬉しい。
S95はコンデジとしてはハイスペックな方だが、それでも気軽にISOを高くできない。
個人的にはISO400までが許容範囲で、どうしても撮れない場合にISO800などを使っている。
F2.0とはいえ、ISO400以下で夜景を撮ろうとするとシャッタースピードをかなり遅くしないと明るく撮れない。
手持ちだとブレることが多くなる。
NEX-5Nで今後は撮りやすくなると期待している。
また、動画についてはカメラを動かして撮影すると、動画中にカチカチという音が入るとネット上などで話題になっているようだが、私のNEX-5Nはシェイカーでシェイクするように余程激しく動かさない限りカチカチ鳴ることはなかった。
撮影した動画を再生させ、ヘッドフォンで聞いてもそれらしい異音は聞こえない。
YouTubeで見ると、歩いて撮影したり、軽く上下に動かしただけでカチカチ鳴る人もいるようだ。
私のNEX-5Nは製造番号が061で始まり、ファームウェアはバージョン1.00のままの機種。
作例・使い方
購入後約半年で2500枚ほど撮影した。
NEX-5Nは非常に小さく軽量なので、散策、祭り、イベントのお供に、気軽に持っていけるのが良い。
SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS(SEL1670Z)
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS(SEL1670Z)
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS(SEL1670Z)作例
SONY E 35mm F1.8 OSS(SEL35F18)
SEL35F18(E 35mm F1.8 OSS)の作例
SIGMA 19mm F2.8 EX DN
SIGMA 19mm F2.8 EX DN の作例
SONY E30mm F3.5 Macro(SEL30M35)
SEL30M35(E30mm F3.5 Macro)の作例
SONY E18-55mm F3.5-5.6 OSS(SEL1855)
SEL1855 日中屋外写真・作例
SEL1855 夜景写真・作例
便利な設定
カスタムキー設定をしておくと便利。
ヒストグラム表示、カスタムキー設定などは
NEX-5N の設定
へ続く。
バッテリー
フル充電の純正バッテリーで4912×3264px RAWとJPEGそれぞれ205枚(合計ファイル数410個)、60pフルHD動画約30秒を11個撮って残量15%程度だった。
電車で近場に写真を撮りに行き、昼くらいから撮り始め、日が暮れて早めに帰宅すると、私の場合はバッテリー1個で足りてしまう。
撮影枚数は、大体4912×3264pxのRAWとJPEGそれぞれ250枚(合計ファイル数500個)くらいで、バッテリー残量15~20%。
一応予備があった方が安心なので
SONY NP-FW50 互換バッテリー
を買った。
2013年3月6日、ファームウェアVer.1.02で互換バッテリーの動作を確認。
写真で見るNEX-5N
NEX-5N一式。
箱も本体も小さい。
さすが小型のミラーレス。
本体にE18-55mm F3.5-5.6 OSS(SEL1855)が付いた状態で箱に入っている。
S95で撮影。
フラッシュ、レンズフード、ストラップなど無駄にいろいろ装着した。
ストラップが細くて頼りなさそうに見えるが、NEX-5Nをぶら下げるには十分だ。
フラッシュはケースが付属していて、ケースにストラップを通す穴が開いており、ストラップに付けて持ち運べるようになっている。
本体が小さいため、レンズが大きく見える。
形状については賛否両論あるが、私は気に入っている。
タッチパネル&チルト液晶。
コンデジのタッチパネルはあまり好きじゃないが、NEX-5Nのタッチパネルは比較的使いやすい。
ただ私はボタンを使って操作している。
ボタンの数は、NEX-7のようにたくさんあった方が使いやすそうだが、NEX-5Nを実際使ってみると私の使い方では必要十分だった。
S95との大きさの比較。
本体だけならS95とあまり変わらない。
他の写真はS95で撮っているが、これだけXperia NX SO-02Dで撮っている。
E16mm F2.8(SEL16F28)を装着。
この単焦点レンズは手ブレ補正が付いていないので、ブレるのが心配だった。
シャッタースピード次第だが、室内で何枚か撮ってみたところブレずに撮れた。
とりあえず今はE18-55mm F3.5-5.6 OSS(SEL1855)があれば十分。
仕様
商品ページ
http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-5ND/
|
仕様 |
型名 |
NEX-5ND(NEX-5N ダブルレンズキット) |
発売日 |
2011年9月9日 |
撮像素子 |
総画素数1670万画素(有効画素数1610万画素) APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、原色フィルター付"Exmor"APS HD CMOSセンサー |
感度 |
静止画撮影時:AUTO(ISO100-3200)、ISO100-25600(1EVステップ) 動画撮影時:AUTO(ISO100-3200相当)、ISO100-3200相当(1EVステップ) |
シャッタースピード |
静止画撮影時:1/4000-30秒(1/3段ステップ) 、バルブ 動画撮影時:1/4000-1/4秒、AUTO時は1/60秒まで (1/3段ステップ) |
露出補正 |
±3EV(1/3EVステップ) |
静止画 |
JPEG (DCF Ver.2.0、Exif Ver.2.3、 MPF Baseline)準拠、RAW(ソニーARW 2.2フォーマット)、3D静止画記録方式:MPO(MPF Extended(立体視))準拠 (縦横比3:2)Lサイズ: 4912x3264 (16M)、Mサイズ: 3568x2368 (8.4M)、Sサイズ: 2448x1624 (4M) (縦横比16:9)Lサイズ: 4912x2760 (14M)、Mサイズ: 3568x2000 (7.1M)、Sサイズ: 2448x1376 (3.4M) |
動画 |
AVCHD / MP4、MPEG-4 AVC (H.264)、Dolby Digital (AC-3) / MPEG-4 AAC-LC (AVCHD)1920x1080(60p, 28M, PS)など |
記録媒体 |
メモリースティック PRO デュオ、メモリースティック PRO-HG デュオ、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード |
液晶モニター |
3.0型ワイド TFT駆動 (エクストラファイン液晶、トゥルーブラックディスプレイ) 921600ドット |
電源 |
リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50 |
撮影可能枚数 |
約430枚(CIPA規格準拠) |
インターフェース |
Hi-speed USB (USB2.0) (マスストーレージ、MTP) HDMIミニ端子(タイプC)、ブラビアリンク (リンクメニュー対応)、「ブラビア プレミアムフォト」対応 |
外形・寸法 |
約110.8(幅)x58.8(高さ) x 38.2 (奥行き)mm |
質量 |
約269g(バッテリーとメモリースティックPROデュオ含む)/本体 約210g(本体のみ) |