私が昔(1980年代)1/10電動RC(ラジコン)カーで使用していたタミヤや京商のニッカド(Ni-Cd)バッテリーの外観写真、充電器など。
■タイプ1
私が最初に購入したRCカー(ホビーラジコン)はタミヤのマイティフロッグで、そのバッテリーとして本製品を使用した。
おそらく1985年(昭和60年)頃の話。
タミヤではニッカドではなくカドニカと呼んでいる。
書籍「タミヤRC40年間の全記録」によると、このラベルの製品は1987年6月4日発売となっているが、私の記憶と時期が合わない。
色は黒と赤を基調としている。 表面に貼られているラベルには、標準充電時間14~16時間(専用充電器使用)と書かれている。 オフロードカーに使用したため、バッテリーのカバーが傷だらけになっている。
販売元 | 田宮模型 |
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種別 | ニッケルカドミウム(Ni-Cd・ニッカド) |
電圧 | 7.2V |
容量 | 1200mAh |
■タイプ2
2014年4月、ヤフオクでタミヤのRCカー「ブーメラン」を落札したら、このバッテリーが付いていた。
製品名は同じだが、前述のバッテリーとラベルの向き、およびケース側面のデザインが異なる。
色やスペックは同じ。
書籍「タミヤRC40年間の全記録」によれば1982年11月18日発売となっている。 本製品の価格を抑えたものが、前述の製品とのこと。 ただ、このデザインに記憶がないので、この書籍に誤りがあるのか、単に私が知らないだけなのか不明。 どう見てもこちらの方が新しく見える。
重量は実測で約312.5g。 コネクタ側の側面には「TAMIYA」と「RC」の表記がある。 その反対側の側面にはタミヤのロゴマークがある。
型番 | KIT NO.5535 |
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製造元 | 三洋電機 |
販売元 | 田宮模型 |
種別 | ニッケルカドミウム(Ni-Cd・ニッカド) |
電圧 | 7.2V |
容量 | 1200mAh |
生産国 | 日本 |
1980年代、私が最初に購入した充電器。 急速タイプではないので、充電するのに半日くらい時間がかかる。 標準では14~16時間。 今では考えられないが、昔はRCカーで遊び終わった後、バッテリーの充電を開始し、翌朝に充電完了しているのが普通だった。
色はグレー。 サイズは約66×51×41mm(ケーブル除く)。
販売元 | 田宮模型 |
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対応バッテリー | ニッケルカドミウム 7.2V |
入力 | 100V 50-60Hz 5VA |
出力 | 8.94V DC120mA |
京商レーシングバッテリーを買ったのは、おそらく1986年(昭和61年)頃。 しばらくタミヤ製を使っていたが、RCカーを走らせるとあっという間に消費してしまうので追加購入した。 電圧、容量ともに同じだが、わずかにタミヤ製の方が長持ちした記憶がある。 そのためタミヤの方をメインで使っていたので、京商の方は傷が少ない。
電池の種別はニッカド。 バッテリーケースは黒色。 金色のラベルに赤色の文字が特徴的。 サイズは約134.2x45.3x23.5mm。 コネクタは、タミヤとオス・メスが逆なので、タミヤのRCカーで使うには変換コネクタが必要となる。
型番 | No.2218 |
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販売元 | 京商 |
種別 | ニッケルカドミウム |
電圧 | 7.2V |
容量 | 1200mAh |
生産国 | 日本 |
前述のタミヤ製充電器では充電するのに時間が掛かり過ぎるため本製品を購入した。
出力がDC7.2Vで1.5A。 とりあえず倍以上速く充電できるようになった。 ただ、バッテリーの容量が1200mAhでは、RCカーの走行時間は非常に短く、15~20分程度。 高性能なモーターを使えば、さらに短くなる。 正直遊び足りず、昔、これが本当に不満だった。
色はグレー。 サイズは約107×74×62mm(ケーブル除く)。 やや大きくて重い。
型番 | NO.2232 |
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販売元 | 京商 |
対応バッテリー | ニッケルカドミウム 7.2V 1200mAh |
入力 | AC100V 50/60Hz 35VA |
出力 | DC7.2V 1.5A |