100円ショップは園芸用品がわりと充実していて専用の売り場がある。 ここでは主にスコップやハサミなどの道具について紹介する。
室内やベランダで育てている草花に水をやるためにダイソーで「丸型水差し(カラフル)」というジョウロを購入した。 これはライトグリーンだが、他の色もあった。 容量は 0.32gal と書いてあるので約1.2Lということになる。 サイズは約Φ14.3×27.7×11.8cmで小型。 水やりの量が少ない場合はこれで足りる。 これより量が必要な場合はホームセンターで大きいジョウロを買った方が割安だし、作業効率が良い。 材質はポリプロピレンで、耐熱温度が120℃。 一応日本製。 近くに霧吹きも売っているので、エアープランツ(チランジア)などを育てている場合は役に立つかもしれない。
これは「刃長E」と書かれた園芸用のハサミで、草花の剪定に使用する。 実測で全長約18cm、刃部は約5cm。 他にも様々なタイプのハサミが売られている。 安物の刃物にはあまり期待をしていなかったが、実際に使ってみたら意外とよく切れた。 5年以上経った2019年現在も使用している。 材質はステンレスおよびナイロン、生産国は中国。 基本的に茎・葉、細い枝などが対象で、太いものは切れない。
商品名は「ロングスコップ(太)」となっているが小型で、実測で全長約23cm。 10号以下の小さめの鉢に土を盛るのに丁度よい。 生産国は日本。 材質は、本体がステンレス、ハンドル部がポリプロピレンで、耐熱温度120℃、耐冷温度-20℃となっている。 わりと丈夫なので、相当な力が加わらない限り曲がることはない。
2012年頃、ダイソーには「植物製鉢皿」というものが売られていたが、のちに見かけなくなった。 これは100%植物繊維でできていて、原材料は米、竹、麦などとなっている。 いくつかサイズがあり、この写真にある「5」と書かれたものは5号鉢用で3枚入り。 商品の台紙には「土に還り、環境にやさしい」と書かれている。 また、使用年数は土壌や気候により誤差があるが、室内で約2年間使用できると書いてある。 色はオレンジのほか、青、黄、緑などもあった。 おおよその外寸は上部直径17×高さ2.8cm、底部直径14cm。 生産国は中国。 私はベランダで3年以上使用して、特に変形する様子はなかったが、汚れが目立ってきたので廃棄した。 ダイソーにはプラスチック製の普通の鉢皿も売っていて、今はそれを使っている。
鉢によっては底に大きな穴が開いているため、そこから土や石が抜け落ちないように使用する。 また、害虫の侵入を防ぐ目的で使用する人もいる。
写真のものは小さいサイズで直径8cm。 形は丸型、穴は細目で28枚入り。 材質はポリプロピレン。 これ以外にもサイズがあり、大きいシート状のネットも売っていた。 シートだと自分で好きな大きさにカットして使える。 とりあえず買ったものの、のちに面倒になり、鉢に余程大きい穴が開いていない限り使わなくなった。