なぜかWindowsの大型アップデートのたびに設定のメニュー配置や名称などが変わるという使いにくさは困ったものである。 いちいちどこにいったか探さなければいけない。
以下、「⚙️設定」ウィンドウの説明をするが、メニューの表示位置はウィンドウの大きさによって変わるので注意する。 ここではなるべく大きいウィンドウで表示した場合で説明する。
Windows 11のセキュリティ関連の設定は「Windowsセキュリティ」にある。 その中でウイルス対策をしているのが Windows Defender で、セキュリティインテリジェンスを使用してウイルスを検出している。
バージョンの確認方法は以下のとおり。
ここに以下のような情報が記載されている。
Windows セキュリティ アプリケーションのバージョン: 1000.25992.0.9000 Windows セキュリティ サービス バージョン: 1.0.2402.27001-0 マルウェア対策クライアントのバージョン: 4.18.24070.5 エンジンのバージョン: 1.1.24070.3 ウイルス対策のバージョン: 1.417.443.0 スパイウェア対策のバージョン: 1.417.443.0
「Windowsセキュリティ」の「ウイルスと脅威の防止」にある「ウイルスと脅威の防止の更新」の下にある「保護の更新」をクリックすると、セキュリティインテリジェンスのバージョンが表示される。 これは上記ウイルス対策、スパイウェア対策のバージョンと同じとなっている。
Windows 10など過去のバージョンは以下のとおり。
[設定]→[更新とセキュリティ]→[Windows セキュリティ]と進み、[Windows Defender セキュリティセンターを開きます]をクリックする。 タスクバーのアイコンから起動しても良い。
セキュリティセンターの左下にある設定(ギアマーク)をクリックした後、ウィンドウ右上にある「バージョン情報」をクリックする。
「マルウェア対策クライアントのバージョン」は Windows Defender 本体のもの。 「エンジンのバージョン」は Microsoft Malware Protection Engine のもので、これはタスクマネージャーのプロセスでよく見かける MsMpEng.exe が実行ファイルとなっている。 もし脆弱性がある古いバージョンを使っている場合はアップデートすることをオススメする。
スタートメニューの[設定]→[更新とセキュリティ]→[Windows Defender]と進み、「バージョン情報」で確認できる。 Windows 10 Creators Update(v1703)適用前は、そのウィンドウの下の方に書かれている。 また、v1703以前では次の手順でも確認できる。
Windows 8 から Microsoft Security Essentials(MSE)と Windows Defender が統合された。 Windows 7 や XP など古い環境で MSE を使っている場合は、上述の「v1803 以前」と同じで、タスクトレイにあるMSEのアイコンからアクセスして確認できる。